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WSL2環境へWindowsからファイルコピー時、Zone.Identifierファイルを生成しないようにする

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WSL2用にマウントされているディレクトリへ、Windowsからファイルをコピーや移動をした際に、 .Zone.Identifier という拡張子のファイルが生成されていることがあります。
これは、ゾーン情報といって、Windowsのセキュリティ機能によって付与される「ファイルがインターネットからダウンロードされた」ことを示すメタデータのようなものなのですが、よほどセキュリティに厳しい環境でない限りは自動生成されてしまうのもあまり嬉しくないため、設定でこの機能を抑止してみます。


環境

Windows 11 Pro 24H2

グループポリシーの編集

ローカル グループ ポリシー エディターを起動

Win + R キーを押し、 gpedit.msc と入力してエンター。

ユーザーの構成/管理用テンプレート/Windowsコンポーネント/添付ファイル マネージャー を開くと、 ゾーン情報を添付ファイルに保存しない という項目があるのでダブルクリック。


ゾーン情報を添付ファイルに保存しない 設定のウィンドウが開くので、 有効 にチェックを入れて OK を押下。


以上です。
これで、.Zone.Identifier が勝手に生成されないようになりました。

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