🦔

Goのピリオドインポートとは

2024/09/05に公開

Goのピリオドインポート

そもそもピリオドインポートとは

パッケージの全公開要素を現在の名前空間に直接インポートする機能です。

具体例

ピリオドインポートは以下のように行います。

import . "fmt"

これにより、通常のインポートの際のfmt.Printlnの代わりに、直接Printlnと書けるようになります。

// 通常のインポート
import "fmt"
fmt.Println("Hello")

// ピリオドインポート
import . "fmt"
Println("Hello")

メリット/デメリット

メリット

  • コードが簡潔になる

デメリット

  • 名前空間の汚染され、さらにどのパッケージのものか不明瞭になる
  • 複数パッケージで同名の要素がある場合、競合の可能性

上記でもあげたように、ピリオドインポートの使用は混乱を招くことが多く、使用は推奨されていません。

まとめ

ピリオドインポートは便利な機能ですが、使用する際は十分な理解と慎重さが求められます。
特定の状況下(あまり思いつかないが)では、コードの簡潔さを向上させることができるかもしれません。

Discussion