🤖

GraphAIの設定値について

2024/09/18に公開

GraphAIでagentに渡す設定について

GraphAIで使う設定値(サーバのURL、パスワード)は、いくつか渡す方法があります。

environment variables

一般的な環境変数を使います。
サーバやnodeで実行時に

FOO=abc

のように渡して、agentでその環境変数にprocess.envでアクセスします。

利点は、ファイルに値を書かないので安全で、一般的なツールと同じ使い方ができます。

デメリットは、Agent/nodeごとに変更できない、ブラウザでそのagentを使う場合に、少し工夫が必要です。

GraphAIのconfigにデータを渡す

GraphAIのコンストラクタのoptionにconfigで、各agentに設定値を渡すことができます。

  const config = { uid: "abc" };
  const graphai = new GraphAI(graphData, agentDictionary, { agentFilters, config });

このconfigは、agentに渡されます

export const fooAgent: AgentFunction = async ({ params, namedInputs, config }) => {
 const { uid } = config;
 ...
}

セッションごとにデータを渡せるので、uidなどをagentに渡す場合などに使います。

agentのparamsに渡す

version: 0.5
nodes:
  foo:
    agent: fooAgent
    params:
      serverUrl: fooBar
  

GraphDataのparamsに渡します。
サーバを動的に変えるなどする場合にはこちらがよいです。

サーバクライアントで使う場合には、通信経路やブラウザで書き換えることが可能なので、書き換えされるとこまるようなデータには不向きです。

シンギュラリティ・ソサエティ

Discussion