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GraphAI abortの機能を追加

Isamu

2025/01/26に公開

GraphAI 0.6.20 リリースノート

GraphAI 0.6.20がリリースされました。大きな変更点として、abort()が追加されました。
グラフフローの実行中に、このAPIを呼ぶと、処理を途中で止めることが出来ます。

const graphAI = new GraphAI(graphData, agents, graphOptions);

const runGraphAI = async () => {
  try {
    const result = graphAI.run();
    ...
  } catch (e) {
    ...
  }
};

const stopGraphAI = () => {
  graphAI.abort();
  ...
}

abort()を呼ぶと、run()はすぐにrejectを返す。
実行中のagentは、最後まで実行される。
その後のagentは実行されない。

以下、関連パッケージを最新にすると有効になります。

nestedAgent/mapAgentなどのsubGraphを実行するagentも同じようにabortされる (@graphai/vanilla@0.2.12)
streamingの処理もabortしたときに、データを返さなくなる。 (@graphai/agent_filters@0.2.0)

開発者向け情報

subGraphを実行するagentを作るときは、そのagent内で親agentにsubGraphを登録/削除する必要があります

  debugInfo.subGraphs.set(graphAI.graphId, graphAI);
  const results = await graphAI.run(false);
  debugInfo.subGraphs.delete(graphAI.graphId);

streamingのようなagent実行中に、ユーザやgraphaiの外にデータを渡す処理をするagent/agent filterを作るときは、agentのstatusがExecutingかどうか確認して処理をする必要があります。

  context.filterParams.streamTokenCallback = (data: T) => {
    if (context.debugInfo.state === NodeState.Executing) {
      callback(context, data);
    }
  };

シンギュラリティ・ソサエティPublication

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