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GraphAI 0.6.6

2024/12/12に公開

GraphAI 0.6.6 リリースノート

GraphAI 0.6.6がリリースされました。
主な変更点は以下。

console.afterへのformatオプション追加

0.6.5でoutputにformat指定が可能になった機能と同様の指定方法が、console.afterにも適用可能になりました。
これにより、たとえば以下のような形式でconsole出力に対してformatが行えます:

console: {
  after: { text: ".somedata.text" }
}

このformat処理は、output format適用前のデータを対象とするため、outputとは別に個別で指定する必要があります。

手動ループ対応(loopなしでの複数回実行)

loopをGraphAIの設定で直接指定しなくても、graph.run()を複数回呼び出すことで、グラフ全体を繰り返し処理することが可能になりました。
以下はその使用例です:

const result = await graph.run();

graph.initializeGraphAI();  // 必要に応じてグラフを初期化
graph.setPreviousResults(result); // 前回の結果を設定(これによりstatic nodeのupdateが適用)

const result2 = await graph.run();  // 再度runすることで実質的なループが可能

この手順により、明示的なloopパラメータなしでも、前回の出力を引き継いでグラフを更新し、複数回の処理を実行できます。

実際の利用例はテストコードを参考にしてください。
https://github.com/receptron/graphai/blob/main/packages/graphai/tests/units/test_manually_loop.ts

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