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eカートMk2
Mk2(マーク2)
eカートのリビジョンアップ
eカート Mk1の問題点
- eカートMk1ではブラシレスモータの回転軸を直接フレームに固定していた。このため、路面が綺麗なアスファルトであれば問題ないが、路面が荒い場合、フレームに大きい負荷がかかり、ガタガタといった音とともに振動が発生していた。舗装されていないダートは対象外としても、舗装が荒い路面は比較的多いため、この点を改善することが重要である。
eカートのサスペンション
- 路面の振動を抑えるアプローチとしてはeカートに振動を抑えるためのゴムブッシュを装着する。サスペンションを装着するなどが考えられる。
Mk2ではモーターとフレームの間にサスペンションを装着する。
モーターの回転軸をフレームから独立させることで路面からの振動を吸収することを目的とする。 - 基本構造としては本体にL字型の金属ステーを固定して、その後端を支点としてサブフレームを設け、先端にサスペンションとモーター軸を配する構造とした。
サスペンション装着後の実走
振動の吸収について
- 狙い通り、サスペンションは振動の吸収に効果的であった。ガタガタ音はしなくなり、荒い路面でもスムーズに走行が可能である。
改善したい点
- サスペンションを装着することで、かなり重量が増えた。このため、走行している間は良いが、階段などの持ち運びが難しくなった。軽量化を図りたい。
- 部品点数が増えたためネジが緩む頻度が高くなった。ハードロックナットで対応したい。
- ホイールベースが短くなり、後部が持ち上がったため、カート自体がかなり前傾姿勢となった。このため、eカートを押している時に足が当たることが多くなった。結果として、操作性が悪くなったと感じる。後輪の高さを調整したい。
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