IntelliJの「Mnemonic Keymap」が良さげだったので紹介
はじめに
筆者はIntelliJやこれをベースとした各種IDEを愛用しており、MacOS, Windows, 場合によってLinux上でこれらを利用することがあります。
このように複数のOSでIDEのような複雑なソフトウェアを利用すると、ショートカットキーが統一されていない事により思い通りにIDEを使いこなせなかったり、無用な学習コストが高騰する問題を抱えることになります。
ゴールデンウィークの時間を利用しIntelliJの環境整備を進めていましたが、前述のような問題も解消したくなり色々と調べていると以下のissueを発見しました。
タイムリーなことにこのissueに対して丁度数日前に全てのOSで共通のショートカットキーを扱えるMnemonic Keymap
というkeymapが共有されていたため利用してみたところ、これがかなり使いやすかったため共有したいと思います。
Mnemonic Keymap
このkeymapの意義や利用方法はGitHubのREADMEに全て記述されているため、詳細はそちらに譲ります。大まかにかいつまむと全てのOSで同様で
, OSのショートカットとのコンフリクトがなく
, ニーモニックに基づき覚えやすい
という部分が大きな特徴となっています。
触ってみた感触
前述の通り、各種OSでショートカットキーを統一したい、という動機で利用を始めてみましたが、ニーモニックに基づいて設定されたキーの組み合わせがデフォルトのそれと比較してとても覚えやすく、IntelliJをより快適に扱えるようになりました。現在Key Promoter Xも併せて利用して新しいkeymapへの移行を進めている真っ最中ではありますが、それでも数日足らずで以前よりも多くのショートカットキーを不便なく扱えるようになってきており、体感できるくらいには実装作業が効率化されていることを感じています。
おわりに
複数OSを常用する奇特なユーザー向けかと思いきや、そうでない方にもおすすめできるような素晴らしいkeymapでした。ぜひ皆さんも一度触ってみて、良さげであればGitHubのRepositoryにStarをつけるなどして頂けると今後のメンテが捗りそうなので嬉しいです。まだ出来たてほやほやのようなので、色々と作者に対して応援を送り、更に改善が進んでいくとより素晴らしいなーと思うところでした。
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