RubyKaigi2025 in 松山 に参加しました!
はじめに
本記事はエンジニア成り立て&業務フロントエンド多めの筆者が、弊社(合同会社春秋)の代表の1人、さぼさん(@saboyutaka)にひっついてRubyKaigi2025に参加してきた所管を述べている記事です。
セッションの内容よりイベントへ参加することの良さについて語る内容がメインとなっているのはご容赦ください。🙏
RubyKaigi行ってみたいけど踏み出せない..という方への参加の後押しになれば嬉しいです。
自己紹介
国家公務員から転職し、2025年1月から合同会社春秋にてWebアプリ開発に携わっているしもじぃといいます!
転職前はプログラミングスクールRUNTEQにてRuby on Railsを学び、現在はRails, Next.js, GraphQL を中心に開発を行っています。
初めてのRubyKaigiの緊張と参加させてくれた弊社への感謝を胸にイベントに参加してきました。
参加したトークセッション
1日目
- Ruby Taught Me About Encoding Under the Hood
- Introducing Type Guard to Steep
- A side gig for RuboCop, the Bookworm code crawler
- Goodbye fat gem 2025
- Ruby's Line Breaks
- State of Namespace
- dRuby on Browser Again!
- TRICK 2025: Episode I
2日目
- Performance Bugs and Low-level Ruby Observability APIs
- Running JavaScript within Ruby
- Writing Ruby Scripts with TypeProf
- Speeding up Class#new
- Making TCPSocket.new "Happy"!
- Lightning Talks
3日目
トークセッションについて
先輩方からも初めてのRubyKaigiはほとんど理解できなかったということを聞き及んでいたのですがまさにそのとおりでした。私自身Rubyの知識も乏しい中、セッションにてparserという単語が出たときには「き、聞いたことがあるがわからない..」となったり、Cの話が出たときは「えっC言語って関係あるんだ??」となっていました。
そんな状態で私が主に感じたのは「わからんがなんか興味深いぞ」「まったくわからん」「なんもわからんがおもろい」の三種類でした。
それぞれを挙げると、
わからんがなんか興味深いぞ
-
Running JavaScript within Ruby
quickjs.rbというgemについてのセッションで、軽量で埋め込み可能なJavaScriptエンジン(QuickJS)をRubyの実行環境内で動作させるというものでした。
Cについても触れる内容だったのでわからないことだらけだったのは確かなのですが、実際にライブコーディングしているのを見れたことや、普段Next.js(TypeScript)での開発も行なっていることもあってなんとなく雰囲気を掴むことができたかなと思いました。node.jsなどを積む必要もなく、Ruby上で簡単かつ軽量にJavaScriptを動かしているのはすごく面白かったです。(いつか遊んでみたい)
まったくわからん
- 英語でのセッション
幅広くなってしまうのですが、英語によるセッションは何一つわからなかったといっても過言じゃないほどでした笑
なんとか理解しようとわかる単語から推測するも次から次へと情報が流れていってなにも頭に残らなかった感じで、次回以降RubyKaigiをもっと楽しむためにも、セッション内容を事前にある程度把握しておくことと、あわよくば英語の学習もしておこうと心に決めた瞬間でした。
なんもわからんがおもろい
-
TRICK 2025: Episode I
これは圧倒的に1日目最後のTRICKでした笑
TRICKとは、決められたコードサイズ内で奇妙かつ複雑、しかし圧倒的レベルの高いコーディングを競うコンテストです。私も初参加でTRICKがなんなのかも最初はわかりませんでしたが、コードを実行すると音がなったり花が咲いたりみかんが出てきたりなどして、なぜそうなっているかわからないが面白い!となっていました笑
解説も相まって非常に楽しく、また審査員の方々からも受賞者が多く、レベルの高さを実感しました。
いつかは内容を把握できた上で笑えるようになりたい...!
交流について
ブース
会場は本当にお祭りみたいで、ブースは屋台さながらでした!いろんな企業さんのブースに遊びにいっておしゃべりやゲーム、ガチャガチャをしたりとすごい堪能しました。(スタンプラリーのピンバッジもしっかりゲット✌️)
また、食べログさんのブースでは初めて触ったRubyのバージョンと初参加のRubyKaigiについてアンケートを取っていたのですが、初参加の方が多かったのがすごく印象的でした。今後ともRubyist人口が増えてRubyKaigiももっと盛り上がって欲しいですね!
食べログさんのブースでのアンケート
オフィシャルパーティー
1日目終了後のオフィシャルパーティーは初対面の方とちゃんと交流できるのかすごくドキドキしていて、実際に代表のさぼさんと合流するまでは1人でぽつねんとしていました笑
でも合流した後は知り合いの方を紹介していただけたり、そこから若手との交流が広がったり、また1人で立っていると話しかけてくれる方がいたりと、最後まで楽しみながらエンジニアの方々とお話しすることができました。
会話の中でも、「何回もイベントに参加していると同じ人と話すことが増えるけど、誰かを紹介する・されることでまた新しい交流が始まる」という会話をしていたのが印象的でした。
Drinkup
RubyKaigiでは、イベント期間や前後にスポンサーをしている企業さんらによるDrinkupが開催されていて、私は2日目のmovさんの会場へお邪魔させていただきました。初めましての方がほとんどで、私と同じようにエンジニアなりたての方からつよつよエンジニアの方まで多くの方とお話することができました。(しかも参加費無料..!)
movさんでのDrinkupの後はomotesando.rbのDrinkupにも参加させていただきました。お店のキャパを超える人数が集まっていて、みんな2軒目以降なのにすごい活気でした笑
エンジニアの方々はみんな優しく、RubyKaigiの内容がなにもわからないという話でもみなさん自分もそうだ(そうだった)といってくれたりなど優しさが溢れていました。
その他(四国観光)
フライトの都合上、RubyKaigiは3日目の途中までの参加となってしまったのですが、実はイベント4日前に松山に前乗りして四国旅行を満喫しておりました笑
次いつ四国にこれるかわからない!ということで松山城からうどん作り体験、かつおの藁焼き、坂本龍馬記念館など、四国をまわりつくしました。
四国1周おすすめです👍
桂浜の坂本龍馬像
カルスト地形を見ようと山を登ったはいいけど霧で何一つ見れなかったのもいい思い出。
霧に覆われた四国カルスト
まとめ
今回RubyKaigiは初参加ということで、イベント前は不安でいっぱいでしたが、参加を終えてみると行って良かったと心から言えます。次参加するときは更にこのイベントを楽しめるように、事前のキャッチアップだけは徹底しておこうと思います。
また、初学者の方やエンジニアになりたての方でセッションの内容が理解できないという理由でRubyKaigiへの参加を遠慮している方はぜひ勇気を出してKaigiへ参加してみてください。理解できない中でも獲れるものはきっとありますし、セッション意外にもRubyKaigiの魅力はたくさんあります!
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