友達のMacの環境構築をした話 (初心者向け)
アジェンダ
- きっかけ
- 当初の状況
- ファイル整理
- brewをupdate
- zshをdefaultのshellにする
- まとめ
- 宣伝
結論
- homeディレクトリに大量にファイルがある場合は
cp
で安全に移動する - 入っているソフトウェアのバージョンが古いことがあるのでよく確認する
きっかけ
情報系ではない友達がプログラミングを始めることになり, 仲の良かった私がGitの使い方を教えることになりました. 当初はbrew install git
して終わりじゃーんと思っていたのですがそうでもなかったのでログに残します.
ファイル整理
homeディレクトリに開発用のディレクトリを作成しようとls ~/
で様子を見たら大量のファイルが入っていました.
%ls ~/
...
hoge90.wav
hoge91.wav
...
homeディレクトリにはApplication
などのディレクトリも存在するため迂闊にrm -rf /
とすることはできないです.
そこで友人に必要そうなファイルと必要でないファイルを聞いたところ, 拡張子で分けられることに気づきました. よって, mkdir
とcp
コマンドを使って移動することにしました. (mv
でも良かったのですが, 他人のPCなので怖かった...)
具体的には
-
Hobby
ディレクトリを作成 - そのなかにデータの分類による名前のディレクトリを作成
-
cp
でコピーを作成 - コピーできたことを確認
- homeディレクトリの対象のファイルを削除
Linuxのコマンドではワイルドカードでファイル名の拡張子を指定することができます.
mkdir Hobby/DataName
cp *.kakuchoshi Hobby/DataName
ls Hobby/DataName
rm *.kakuchoshi
これでhomeディレクトリの見通しがよくなりました.
brew update
事前の話でbrewが入っているため開発に使うためのツールをinstallし, 使おうとしたところエラーが出ました. brewではパッケージを確認するcommandとしてbrew list
が使えます. しかし, brew list
したところ何も出力されませんでした.
そこでversionが古いのではないかと考え, brew -v
で確認したところ, 古いversionを使っていることが判明しました. そこでbrew update
しました.
するとインストール実行後にbrew list
でパッケージが表示されるようになりました.
zshをデフォルトにする
zshのプラグインを入れてbash init.sh
, source ~/.zshrc
できたので動いたと思ったのですが, シェルの画面が更新されませんでした.
Macのデフォルトのシェルは現在zsh
ですが, かつてはbash
でした.
- macOS Catalina から、Mac は zsh をデフォルトのログインシェルおよびインタラクティブシェルとして使うようになります。
- bash は、macOS Mojave 以前のデフォルトのシェルです。
- Apple 「zsh を Mac のデフォルトシェルとして使う」
そのことを思い出したのでecho $Shell
で確認したところ予想通りbashが使われていました. 上記のリンクの通り下記のコマンドを実行し, terminalを再起動することで設定が動きました.
chsh -s /bin/zsh
まとめ
- homeディレクトリに無闇にものを置かない
- ディレクトリの名称はわかりやすいものを使う
- 他人のPCを使うときは慎重に
- ソフトウェアが入っているときはバージョンを必ず確認する
宣伝
Zashianというzshを快適に使うためのツールを作成したので興味ある方は見ていただけると嬉しいです. git commit -m ":emoji: comment"
を快適に使えます.
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