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ロジカルシンキング入門(考える技術編)

2024/03/28に公開

はじめに

エンジニアたるもの、自分の考えをロジカルに相手に伝えるべし。ちなみに私は出来ないので学ぶことにしました。備忘録をここに記します。また、私もインプットしただけで実戦ではまだ使えておらず文章の構成が未熟な点はご容赦ください。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングにおいて大事な技術は以下の5つ!!これをマスターできれば論理的に考え、伝えることが可能になります。

  • 考える技術
    • 縦の論理=>Why so?/So what?
    • 横の論理=>MECE
  • 話す技術
    • 論理構造並列型
    • 論理構造解説型

今回は考える技術に絞って説明します。

考える技術

考える技術には縦の論理を通す

  • Why so?
  • So what?

横の論理を通す

  • MECE

という考え方があります。
それぞれを説明する前に、まずなぜ論理的に考え話せないのかを見ていきます。

課題:そもそも論理的に話せない理由

人が論理的ではないと感じる要件は以下の四つになります。

  • 話に漏れがある
    • ex:友人はお肉が好きなので、焼肉を予約した。(鉄板焼きや他にお肉が食べらる店が考慮されてない)
  • 話に重複がある
    • ex:彼が昇進するのは当然です。なぜなら、彼は非常に優秀なパフォーマンスを示しており、チームのリーダーシップもあります。(パフォーマンスの高さとリーダーシップで言ってることが被っている部分がある)
  • 話がずれている
    • ex:(新規顧客開拓の会議において)既存顧客にアプローチした方がメリットが〜(新規顧客の話をしているのに他の話題にする)
  • 話が飛んでいる
    • ex:彼女はとても優秀なプログラマーです。なぜなら、彼女は毎日ジョギングをしています。(プログラマとして優秀な根拠にはならない)

つまり、この上記四つの要件を回避することができれば論理的に話すことができるということです。それぞれを解決する考えかた縦の論理と横の論理です。

  • 話の漏れ、重複、ずれ=>MECE
  • 話の飛び=>Why so?/So what?

縦の論理を通す

縦の論理が通っているとは〜だから〜であるという根拠に対する結論が正しいと言える状態のことである。

Why so?

Why so?というのは結論に対して「それはなぜ?」と問うことで結論に対する根拠が正しいかを検証する作業です。

So what?

Why so?の逆でSo what?とは「だから何?」と問うことで、根拠(事実や情報)から何が言えるのかを検証する検証する作業です。

このように検証することで〜だから〜である!と縦の論理を通すことが出来て、話の飛躍を防ぐことが出来ます。しかしこれだけでは「他にはないの?」「本当にそうなのか?」という上司の質問に対してYESとは言えません。

横の論理を通す

横の論理が通っている、とは縦の論理に対して「本当にそうなのか」「他にはないのか」という指摘ができないように漏れなくダブりなく構成要素が揃っている状態のことです。結論に対する根拠が漏れなくダブりなく考えられているかが話の漏れ、重複、ずれを防ぐ上で大切になります。

MECE

「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字をとったものです。
意味は「漏れなく、ダブりなく」。一つの要素を漏れなくダブりなく分解するときに使う考え方です。

MECEに分解するための切り口

MECEに分解するには主に以下の四つの切り口があります

  • 対象概念で分ける
    • 和食、外国食
    • 男、女
    • 外部、内部
  • プロセスで分ける
    • バリューチェーン(仕入れ、製造、出荷物流、販売・マーケティング、サービス)
    • AIDMA(注意、関心、欲求、記憶、行動)
  • 尺度で分ける
    • 年齢(20歳以下、21歳以上30歳未満、30歳以上)
    • 売上(大、中、小)
  • 因数分解
    • 営業利益(売上A + 売上B)
    • 営業利益(前者売上 x 営業利益率)

以上縦の論理と横の論理を踏まえると、論理的に物事を考えることができる。

まとめ

  • ロジカルシンキングには考える技術と話す技術がある(この記事は考える技術のみ)
  • 物事がうまく伝わらないのは自分の話に漏れ、重複、ずれ、とびがあるから
  • 漏れ、重複、ずれ、とびを防ぐには縦の論理(Why so?/So what?)と横の論理(MECE)を通す必要がある

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