情報系大学生はchatGPTをこう使え
はじめに
情報系大学生のそこのお前、情報系大学生歴半年の俺が
授業や研究に使えるところに絞ってchatGPTの使い方を教えてやる。
(もちろんchatGPTの利用が禁止されている場合は、ルールに従ってください。)
図を描かせろ
ER図やフローチャート図など人に説明するときに大体必要になる図は大体chatGPTが書ける
直接画像を生成させて微妙なクオリティのものを出力された経験がある人はいるかもしれない。
そんな奴らにはmermaid記法を使うことをお勧めする。
chatGPTはテキスト生成能力が高い。
そこを利用して図を生成するテキストを生成させるという作戦だ。
具体的なプロンプトは以下のようなものを使うと良い。
以下の要件を満たすmermaid記法のmarkdownコードをコードブロック内に出力してください。
1. 要件1
2. 要件2
.
.
.
生成したmermaid記法の図はmermaid live editorで確認して、OKならそのまま画像出力してしまおう
論文を読ませろ
英語論文を大量に読むのはきつい。
せっかく頑張って訳して読んでみても、自分の研究テーマとずれていて先行論文としては使えないということも多い。
その時間は無駄なので、最初にchatGPTに要約してもらって、時間を使うべき論文なのかを判断するのが良い。
論文要約GPTs、こんなのを作ってくれている人もいるのでありがたく使わせてもらおう。
また、そもそも論文を一つずつ探すのも手間なので
〇〇の内容について書いてある論文を探して内容を要約して
論文を書かせろ
ここからは大学側のルールをしっかり確認してからやってくれ。
また、当たり前だがルールでAIの使用が許可されていても、論文の中身を書かせるのはやめてほしい。
基本的な内容や、論理展開は自分の頭で考えよう。
じゃないと意味ないし。
それでも論文執筆にかかる時間をchatGPTによって節約することはできる
主に節約できるのは
- 殴り書きから綺麗な文章への整形
- 誤字や書き方等の添削
- (Latex)使ってるなら、数式の出力
しょぼいプレゼン資料を作らせろ
これはまだなかなかchatGPTには難しい領域だ。
ただし、リッチな資料ではなく、とりあえずやっつけでプレゼン資料を作るときには十分活用できる。
ここで出てくるのはmarkdownのmarpという記法だ
図を作成した時と同じで、スライドを生成するコードを生成させる。
具体的にはこんな感じのプロンプトでいける
以下の内容のプレゼン資料を作りたいので、marp for VSCodeに対応したmarkdownをコードブロック内に出力してください
1. 要件1
2. 要件2
.
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出力されたコードはvscodeで開き、Extensionsのmarp for vscodeを使って確認しよう
複数のAIを使え
バリバリchatGPTを使っていると、利用制限がきてしまうことも多い。
そういう時は、課金する手もあるが、代替のAIサービスを使う手もある。
個人的にはClaudeがかなりいい感じ。
正直chatGPTよりこっちを使っていることの方が多い。
互換性が高いので、上述の内容はClaudeを使っても実現できる。
コード生成が必要な時は、phindも割と良い。
課金が必要だが現在のコードを読んでくれているgithub copilotやcopilot chatも最高。
その他
ここからはおそらくすでに大半の学生が実践しているであろう内容だ!
もしやってなかったら人生の半分を損しているので今すぐやろう。
- 教授や協力者へのメール文面作成
- コード生成、リファクタ
- エラー文章の読み込み
- 寂しい時の話し相手
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