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[非エンジニア向け]ハッカソン用のエンジニアを無料で生成する方法

2025/03/11に公開

はじめに

怒られないための注意書き
画像の画質がとんでもなく悪い気がしますが、もう撮り直したくないので目を凝らしてください(ホンマすまん。)

また想定しないエラーによって、途中で詰まるかもしれません。
近くに助けてくれるエンジニアがいることを確認してから、作業を始めてください。
もしいないなら、chatGPTに聞きながら頑張りましょう!

やり方

1 Dockerのインストール

こちらのページからDockerをインストールしてください。

自分のパソコンに合わせたものをダウンロードして、ダウンロードしたものをダブルクリックで開いたらインストールできます。
docker-desktop-download

自分のパソコンがなんなのかわからない人はこの記事に書いてある方法で調べるとわかりやすいです。

ダウンロードに割と時間がかかるので、コラム読んでてください

コラム: この記事でやってることはなんなのか?

この記事では、OpenHandsとOpenRouterを組み合わせて自律型エージェントを作っています

自律型エージェントとは、目標を与えると生成と修正を繰り返して、達成するまで動いてくれるAIのことです。

OpenHandsは生成AIがエンジニアとして動けるようにパソコンを動かせるようにしてあげるものです。
言葉を喋るだけの生成AIに手をあげるイメージ。
OSS(有志の方々が公開してくれているソフトウェア)なので無料で利用できます。

OpenRouterは生成AIをシステムに組み込みやすくしてくれるサービスです。
chatGPTなどの有名な生成AIは、システムに組み込むときには普通お金がかかります。
ただ、OpenRouterは優しいので()、一部の生成AIは無料で使わせてくれます。

この二つを組み合わせることで、無料で自律型AIエージェントを作るのが、今回の記事でやっていることです。

ちなみにこの説明はかなり厳密性に欠けるので、詳細を知りたい方はAIに聞いてください()

2 OpenRouterへの登録

こちらのページからログインしておいてください
open-router-register

ログインしたら規約に同意して
agree-term-open-router

APIキーの作成を行います
openrouter-api-generation

openrouter-api-parameter

キーが生成されたら、誰にも見られない場所に保存しておいてください(パソコンのメモ帳とか)
openrouter-apikey-copy

3. open handsの起動

ここからはターミナルを使います。
ターミナルを起動してください(macでのやり方windowsでのやり方

以下のコマンドを実行(コピペしてEnter)

docker pull docker.all-hands.dev/all-hands-ai/runtime:0.28-nikolaik

少し時間がかかりますが完了したら次はこのコマンドを実行

docker run -it --rm --pull=always \
    -e SANDBOX_RUNTIME_CONTAINER_IMAGE=docker.all-hands.dev/all-hands-ai/runtime:0.28-nikolaik \
    -e LOG_ALL_EVENTS=true \
    -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock \
    -v ~/.openhands-state:/.openhands-state \
    -p 3000:3000 \
    --add-host host.docker.internal:host-gateway \
    --name openhands-app \
    docker.all-hands.dev/all-hands-ai/openhands:0.28

こんな感じの画面になったらOpenhandsの起動が完了です
openhands-started

ここにアクセスしてください。

※ エラーになったら

人によってはこんなエラーが出る人もいるかも

docker: Error response from daemon: error while creating mount source path '/Users/user/.openhands-state': chown /Users/user/.openhands-state: permission denied

そしたら↓を実行してください

mkdir -p ~/.openhands-state && chmod 755 ~/.openhands-state

これでも無理なら、chatGPTにエラー文章をコピペしたり、隣の席のエンジニアに助けを求めてください()

4. open handsとopen routerを繋げる

先ほどのリンクにアクセスすると、こんな画面になるので画像の通りに設定していってください

set-apikey-to-openhands

最後に保存ボタンを押して設定完了
openhands-finish-setting

start-session

無料のモデルの選び方

無料のモデルは時期によって大きく変わるので
このページの上の方から適当に選んでください

OpenRouterのページにはあるけれど、選択できないものもいっぱいあります。
そういう時は、Advanced な設定を使って指定してあげましょう

advanced-settings-for-llm

CustomModelのところは

openrouter/[使いたいモデル名]

Base URLのところはこれ

https://openrouter.ai/api/v1

ちなみにモデル名はopenrouterのモデル詳細ページのここからコピーしましょう

copy-model-name

5. AIエンジニアにお願いをする

日本語で大丈夫です。
適当にお願いをしてみましょう。

start-dev

しばらく待つとこんな画面になります。
AIがなんかを作ってくれるので、待ちましょう

loading-

あとは適当に、作られたものを見て、修正を依頼して完成を目指しましょう
how-to-communicate-with-openhands

完了です

お疲れ様でした〜〜

クオリティが高いものは難しいですが簡単なものならすぐに作ってくれます!

自分の体感だと「エンジニアが数時間で作れるものなら10分で作ってくれるけど、一日以上かかるものはどれだけ時間かけても作れない」みたいなイメージです。

色々遊んでみてください!

最後に

今回の記事、実は、現在インターン中の&AIという企業の社内ハッカソンを盛り上げようと思って作ったものです。
というか最初か記事じゃなくて、Slackのメッセージで送ろうと思ったんですが
公開しとけば他のハッカソンの盛り上がりとかにも繋がる気がしたので記事にしました。

できるだけ再現性が高くて、お金の心配がない方法を考えましたが、
これで可能性を感じた人は、有料版のDevinを使うとクオリティの高さに涙を流すはずです!
もしDevinを契約するのであれば、以下の招待経由で始めれば、100ACUもらえます(あなたも私も)
https://app.devin.ai/invite/Mv1I3jZDod1aHhmc

それではまた!

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