Insertキーでカット&ペースト
個人的に便利な小ネタです。
Windows上でLinuxに接続する人に特におすすめです。
Emacsを使っている人にも役に立つかもです。
Ctrl
+Insert
でカット、Shift
+Insert
でペースト
カット&ペースト(コピー&ペースト)といえばまず浮かぶのがCtrl
+C
, Ctrl
+V
ですが、アプリケーションによっては別のキーバインドに割り当てられている場合があります。
特に、コマンドプロンプトやPowershell、Linuxのシェルに接続しているターミナルでは、シグナルに割り当てられていて単純には使いづらいです。
一方、この
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Ctrl
+Insert
でカット(コピー) -
Shift
+Insert
でペースト
は、結構広い環境でカット&ペーストのショートカットとして機能する(と感じる)ので、いつものCtrl
+C
, Ctrl
+V
が使えない場合は、試してみるのをおすすめします。
私は、使い分けるのが面倒くさいので、「このアプリケーションどうだっけな」とよぎった瞬間にInsert
キーの方を使うようにしています。
活用場面例
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コマンドプロンプト or Windows Powershellと、他のWindows上のソフトを行き来するとき
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Windows上で、Unixのシェルに接続したターミナルソフトとWindows上のソフト(Officeとかブラウザとか)を行き来するとき
- 最近だったら、WSL2やAWSに接続したターミナルソフト、Visual Studio Codeのターミナル、AWS Cloud9のターミナル、...
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(Windowsに限らず)Emacsと他のアプリケーションを行き来するとき
Insert
が暴発したら、落ち着いてInsert
をもう一度押そう
焦ってガチャガチャやらないように、「押しミスでInsert
キーを純粋に暴発させてしまうかも」という可能性を頭に置いておくとベストです。
入力がInsertモードになってしまっていた場合は、落ち着いてInsert
をもう一度優しく押しましょう。
とはいえ、「ミスっても入力がInsertモードになるだけ」とも言えると思います。
個人的には、そのアプリのCtrl
系の他の割当ショートカットを暴発させて、アプリごとそれぞれに用意された多岐にわたるなにがしかが発動するよりかは、影響が全然マシで単純だなと思っていて、マルチな環境を行き来する場合におすすめするもう一つの根拠となっています。
(Insert
絡むとこんな風に厄介になるよ、というのがありましたら、共有いただけると嬉しいです。)
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