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ソラカメを設置したときのメモ

2022/05/28に公開

2022年5月18日に、(株)ソラコムからクラウドカメラサービス「ソラカメ」がリリースされました。リリースノートはこちらです。

これはアトムテック(株)のカメラデバイス「ATOM Cam 2」をクラウド連携できるようにするサービスです。現在は画像データをクラウドに保存するだけですが、今後はAIマーケットとの連携なども計画されているようです。これまでS+ Cameraで培われたものが反映されてくるのかな、と期待しています。

リリースを記念して特価での販売がありましたので、早速購入して設置してみました。本記事は設置作業の覚え書きです。

開封

まずは開封。箱を開けるとこんな感じです。通常のATOM Cam 2と同じかと思います。

同梱物

ATOM Cam 2の箱と別に、クイックスタートガイドとステッカーが入っていました。ステッカーの書体が格好いいですね。

ATOM Cam 2のセットアップ

クイックスタートに従い、アプリをダウンロードして設定を開始します。最初のログイン画面では下の「Soracomはこちらへ」を押します。

アプリ初回起動画面

SORACOMのアカウントへのログインを求められます。ルートユーザー(メールアドレス+パスワード)またはSAMユーザでログインします。

SORACOMアカウントでログイン

デバイスの追加に進みます。スマホをATOM Cam 2と同じWiFiに繋いで設定しますが、ATOM Cam 2は2.4GHzのWiFiにしかつながりません。私は通常は5GHzのWiFiにつないでますので、以下のような画面が出るので2.4GHzのWiFiに接続し直します。

本体のリセットボタンを押して・・・と言われたのですが、ちょっとリセットボタンがどこにあるのかを探してしまいました。底面に付いている台の足が畳んであって隠れているので、以下の画像のように台の足を伸ばしましょう。

台の足を伸ばす

あとは画面の指示通りに進めば無事設定完了です。アプリからカメラの画像が見られることを確認しましょう。

カメラの画像を確認

SORACOMとの連携

続いてSORACOMとの連携をします。まずはコンソールにアクセスします。メニューに「クラウドカメラサービス」というのが増えてますね。これを開いて「ライセンス管理」を選択します。

SORACOMコンソールメニュー

デバイス購入時に一緒に購入した「クラウド常時録画ライセンス(14日間)」があるのが分かります。

ライセンス管理(コンソール)

現状、ここでは保有しているライセンス数の確認と新規追加・解約はできるものの、ライセンスのデバイスへの紐付けの管理はできないようです。

ライセンスを紐付けるために、アプリに戻り、ライセンス管理に進みます。以下のように、SORACOMのオペレータIDが表示されていると思います(画像では消しています)。

ライセンス管理(アプリ)

ここから進むと・・おっと、届いたATOM Cam 2のファームウェアがSORACOMへの接続機能に対応してないバージョンのようで、エラーが表示されました。ここは慌てず「アップグレード」ボタンを押し、ファームの更新を行います。

非対応の表示

ファームの更新が完了したらすぐにアプリで設定に進めるか・・というと、一度アプリのホームに戻ってやり直さないと駄目でした。

アップデートに成功したら、ライセンスを紐付けられるようになりました。

なお、2022/5/28現在、soracom cliでこのライセンスを管理する機能はリリースされていないようです(最新のv0.11.0のリリースが2022/2/5なので)。

動作確認

アプリの「録画を再生」から、クラウドにアップされた動画を見られるようになっていることを確認します。

クラウド再生

タイムラインバーで色のついてるところに移動したらその時間の動画が見られ、モーション検知(設定していれば音声検知も)した位置に移動することもできました。

設置

さて、これをどこに設置するかな・・というのをものが届いてから考えたわけですが(笑)、ひとまず玄関を見張れる位置に設置してみました。これで家族が帰ってきたときにもすぐに分かるし(分からないといけないような状況もあまりなさそうですがw)、出かけるときに鍵をかけたかどうかの確認も簡単にできるようになって良さそうです。

天井への設置自体は、付属の鉄の土台を付属の両面テーブルで貼り付け、そこに本体は磁石でくっついています。

玄関に設置

ケーブルも同梱のもので電源まで届きましたし、フラットケーブルなのでドアのすき間から十分に通せました。

ケーブリング

まとめ

取り急ぎ、設置作業の覚え書きでした。今の使い方ならソラカメではなく素のATOM Cam 2でも十分なのですがw 、きっとこれから色々面白い機能が追加されてくると思うのでそれに期待しつつ他の使い方も考えていこうと思います。

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