Googleドライブ・ドキュメントのURL操作Tips
前提:Googleドライブ内のすべてのドキュメントは、開くとだいたい以下のようなURLで、編集状態になっている。
https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/edit
URLを書き換えると、便利な挙動をさせることができる。
1. よく使う
1.1. 読み取り専用モード
-
https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/
edit
↓ -
https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/
preview
へ変更する
1.2. 実ファイル(pngやcsv)としてURL参照可能に
以下のフォーマットで、ファイルとして、直接ダウンロードが可能
markdown等からも参照できて便利
- googleドキュメント
-
https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/
export?format=pdf -
https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/
export?format=doc
-
- googleスライド
-
https://docs.google.com/presentation/d/FILE_ID/
export/pdf -
https://docs.google.com/presentation/d/FILE_ID/
export/pptx
-
- googleシート
-
https://docs.google.com/spreadsheets/d/FILE_ID/
export?format=xlsx -
https://docs.google.com/spreadsheets/d/FILE_ID/
export?format=pdf -
https://docs.google.com/spreadsheets/d/FILE_ID/
export?format=csv
-
- Google描画
-
https://docs.google.com/drawings/d/FILE_ID/
export/svg -
https://docs.google.com/drawings/d/FILE_ID/
export/pdf -
https://docs.google.com/drawings/d/FILE_ID/
export/jpg
-
googleスライドは、ページ単位でも可能
- スライドのページをexport
-
https://docs.google.com/presentation/d/FILE_ID/
export/png?pageid=PAGE_ID -
https://docs.google.com/presentation/d/FILE_ID/
export/jpg?pageid=PAGE_ID -
https://docs.google.com/presentation/d/FILE_ID/
export/svg?pageid=PAGE_ID
-
2. 稀に使う
2.1. Webビューアーをスキップ(直接ダウンロードリンク)
- 通常共有リンク
https://drive.google.com/open?id=FILE_ID
- 直接DL
https://drive.google.com/uc?export=download&id=FILE_ID
https://drive.google.com/uc?id=FILE_ID
- Googleドライブのウェブビューアーでファイルを開く
https://drive.google.com/file/d/FILE_ID/view
2.2. コピーして自分のものにする
- Original Link:
-
https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/
edit
-
- Copy Link:
-
https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/
copy
-
パラメーターとして、以下が設定可能
-
?copyComments=true
- コピーしたドキュメントに元のドキュメントのコメントを含める場合
-
?includeResolvedCommentsOnCopy=false
- 解決されたコメントのコピーをスキップ
-
?copyCollaborators=false
- コピーされたドキュメントを元の共同編集者と共有しない
Googleフォームにも使用できるが、フォームの所有者がフォームへのアクセスを許可した場合にのみ、フォームは別のユーザーのGoogleアカウントにコピーされ流。
2.3. テンプレート共有を目的としたプレビューモード
/copy
と似ているが、 /template/preview
とすることで、テンプレートリンクになる(プレビューリンクとコピーの作成リンクの組み合わせ)
この時、テンプレートを使用ボタンも表示されます(このボタンをクリックすると、元のドキュメントのコピーが作成されます。そのコピーは、操作したユーザー所有になり、Googleドライブに配置されます)
このモードは、コピーを作成ボタンをクリックするのとは異なり、Googleドライブへコピーする前に、内容を見ることができます。
また、新しくコピーされたドキュメントのファイル名に「コピー」とつきません。
2.4. コピーするときにユーザーを招待する
ドキュメントをコピーしたGoogleユーザーは、ドキュメントをコピーした直後に特定のGoogleアカウントとドキュメントを共有するように求められます。
https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/copy?userstoinvite=EMAIL_ADDRESS
2.5. 任意のDriveフォルダーに、ドキュメントを新規作成
https://docs.google.com/document/create?usp=drive_web&folder=FOLDER_ID&authuser=0
3. ほとんど使わない
3.1. プレゼンター表示モードに
-
https://docs.google.com/presentation/d/FILE_ID/
present?slide=id.p21 -
https://docs.google.com/presentation/d/FILE_ID/
preview?rm=minimal -
https://docs.google.com/presentation/d/15CK...x4F8/
preview?rm=full
3.2. Webページに埋め込む
<iframe src="https://docs.google.com/document/d/FILE_ID/preview" height="600px" width=“800px" allowfullscreen >
</iframe>
Googleのブランディングとプレーヤーコントロールを削除する場合、rm=minimal
を、iframeリンクに追加します(rmとは、レンダリングモードのこと)
さらに、下記のように記載すれば、レスポンシブに表示させることもできます。
<style>
.responsive-google-slides {
position: relative;
padding-bottom: 56.25%;
/* 16:9 Ratio */
height: 0;
overflow: hidden;
}
.responsive-google-slides iframe {
border: 0;
position: absolute;
top: 0;
left: 0;
width: 100% !important;
height: 100% !important;
}
</style>
<div class="responsive-google-slides">
<iframe
src="https://docs.google.com/presentation/d/e/FILE_ID/embed?start=false&loop=false&delayms=3000&rm=minimal"
></iframe>
</div>
3.3. ユニバーサルファイルビューアー
-
https://docs.google.com/viewer?url=
https://example.pdf
4. まとめ
googleが、これらURLによる挙動をあまりオープンにしていないが、便利なものばかりなので、覚えておくと得
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