AppSheetでアプリ開発入門
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本書は「Google AppSheet」というノーコードサービスを活用してアプリを作る、その基本的な方法について解説したものです。メモ帳アプリやToDoアプリの開発を通して、AppSheetの使い方はもちろん、アプリ開発の流れや概念、アプリ上の表示とデータとの関係などを学ぶことができます。 AppSheetに代表されるノーコード(No Code)サービスは、その名の通り「コードを書かずにアプリを作れる」という長所があります。コードが読めない・書けない人にとって、大変ありがたいツールです。ただ、開発の作業自体は選択肢から選んだりするだけだといっても、ある程度はアプリ開発の概念を理解していないと「これって何を選んだらいいんだろう?」という疑問がたくさん出てきます。これが挫折の一因になりうると筆者は考えます。 そうした部分へのフォローを意識しつつ、読み手が「作例の手順をただなぞるだけでなく、工程を理解し納得しながら開発していく」ことができるよう、工夫を凝らして本書を執筆しました。 本書の元になっているのは、ごく一般的な(=情報系の専門的知識を特に持っていない)大学1年生を対象とした授業における、独習用の資料です。受講生のほとんどが「アプリ開発どころかコンピューターの扱いすら自信がない」状態でスタートしますが、この資料だけで、トータル4時間前後で2つのアプリを作り終えられるような内容になっています。どうぞ安心してチャレンジしてください。
Chapters
本書『AppSheetでアプリ開発入門』について
アプリの開発環境を準備する[AppSheet入門 #1]
メモ帳アプリのイメージを決める[AppSheet入門 #2-1]
アプリが扱うデータを表形式でまとめる[AppSheet入門 #2-2]
アプリを自動生成する[AppSheet入門 #2-3]
カラム設定:Initial value[AppSheet入門 #3-1]
カラム設定:Type[AppSheet入門 #3-2]
カラムを後から追加する[AppSheet入門 #3-3]
画面レイアウトの変更[AppSheet入門 #4]
画像を扱う[AppSheet入門 #5]
アプリをスマホで使う[AppSheet入門 #6]
ToDoアプリの仕様を決める[AppSheet入門 #7]
日時を扱う[AppSheet入門 #8-1]
リストを扱う[AppSheet入門 #8-2]
数値を扱う[AppSheet入門 #8-3]
並び替える[AppSheet入門 #9-1]
Viewを追加する[AppSheet入門 #9-2]
Sliceを使う[AppSheet入門 #9-3]
Format Ruleを使う[AppSheet入門 #9-4]
編集機能の工夫[AppSheet入門 #9-5]
全体のデザインの設定[AppSheet入門 #9-6]
もっと学びたい人のために
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