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仕事専用の端末の初期設定メモ

2023/10/06に公開

モチベーション

  • これまで仕事をするときは専用の端末を受注先からお借りしていた
  • その仕事が終わり、次の仕事は自分の端末で仕事をすることになるかもしれない
  • プライベートの端末には投資関連の情報も入っているので、それとは別の端末で仕事をすることを想定する
  • 仕事専用の端末はこれまで持っていなかったので今回購入&初期設定した。次にまた初期設定することがあるかもしれないので内容をメモする(最近のWindowsは自分の他の端末の設定情報などを引き継いでくれるのでこのメモを使う機会はないかもしれないが・・・)

今回購入した端末

MINISFORUM UM480XT。Amazonで4万4千円くらいだった(1万円引きのクーポンが使えたので)。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CFDQX22Q/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

購入後に「コスパ最強」と評価されていたのでちょっと嬉しかった。

https://www.youtube.com/watch?v=o31jnRw0_sI&t=4s

スペック

  • CPU: AMD Ryzen 7 4800H
  • GPU: Radeon Graphics
  • メモリ: DDR4 2x16GB
  • ストレージ: M.2 2280 512GB PCIe SSD
  • OS: Windows 11 Home

負荷の高くないゲームならできるくらい。自分のプライベートの端末より強い・・・。

この端末の使い方コンセプト

  • 開発は基本的にDockerコンテナ内で行う
  • 仕事先によって利用する開発環境(Nodeのバージョンなど)が変わる可能性があるため
  • データは基本的にそのプロジェクトで利用しているBoxやGitHubで管理(なのでコンテナの中に永続化しておくデータはない状態)
  • そのプロジェクトが終わればコンテナ毎キレイさっぱり削除
  • コンテナにはローカルのVSCodeからDev Containersを利用し接続

まずローカルにインストールしたもの

おそらく仕事だとこれくらいしか利用しないはず。Slack、Figma、Postmanなどは利用することが確定してからインストールする予定。

  • Google Chrome
  • Microsoft Office
  • Zoom
  • VSCode
  • DevToys
  • EveryThing: 高速なファイル検索ソフト。初めて使ってみる。残念ながらコンテナ内のファイルは検索してくれなさそう

Dockerのインストール

Docker Desktop WSL 2 バックエンド に沿って作業。

まず、WSL2を導入し、その後Docker Desktop for Windowsをインストールする。

その他参考にしたサイト

Docker Desktop for Windowsを利用するときに発生した課題

サインインできない

Docker Desktop(GUI)のSign inボタンを押しても全く反応がなくサインインできない。同じ
課題が発生している方が他にもいる模様。

https://stackoverflow.com/questions/57108005/login-to-docker-hub-by-command-line

PowerShellから以下のコマンドを実行しサインインできた。

docker login

Docker Desktop(GUI)からコンテナを起動できない

正確には起動したコンテナがすぐに停止してしまう(ステータスがExitedになる)。おそらくこれはGUIからRunボタンでコンテナーを起動しようとする際に -it オプションが付加されていないことが原因。そのため、初回は以下のようにCLIからコンテナーを起動した。なお、起動時のオプションは記憶されているようなので2回目以降はGUIのRunボタンを押してもコンテナは正常に起動した。

docker run -it --name python10 python:3.10 /bin/bash

VSCodeとコンテナの連携

インストールしたVSCode拡張

  • Japanese
  • Remote Development: この中にDev Containerも含まれている
  • GitHub Copilot
  • Python: とりあえずPythonのコンテナで動作確認をしたかったため

VSCodeからコンテナに接続

VSCodeの左側のアイコン「リモートエクスプローラー」からコンテナを選択するだけ。簡単!

以降試したこと

以下を試したが特に追加の設定などは不要だった。

  • GitHubからレポジトリーを取得
  • npm run dev でReactで作成したアプリを実行
  • ブラウザで通常通りのURLにアクセス(http://localhost:5173 など)
  • そこからFirebaseにアクセス

その他

One Driveの同期をオフに

当初、One Driveの同期を行っていたため、プライベートの端末のファイル(One Driveにバックアップを取っていたもの)が仕事専用端末にもコピーされてしまったので、本当に必要なフォルダを除き同期をオフにした。

コンテナのデータの永続化

どうもデータは docker-desktop-data フォルダ以下に永続化されているようだった。コンテナを停止、起動しても停止前に作成したファイルが残っていたため。

おそらく \\wsl.localhost\docker-desktop-data\data\docker\overlay2\{コンテナIdらしきもの}\diff あたりにそのファイルがある。

念のためシステムイメージのバックアップを取得しておく

初期設定が済んだら念のためシステムイメージのバックアップを取得しておく。Windows 10/Windows 11で自動バックアップ、標準機能「バックアップの設定」の使い方 を参考にした。

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