今話題の「Dify」でコントリビューターになったお話
はじめに
自社開発企業のAI部門でインターンしている25卒のエンジニアです。
趣味と仕事で生成AIのチャッチアップをしていると、
LLMアプリ開発プラットフォーム「Dify」というOSSが盛り上がってることを知りました。
(2023/5/14に最初のコミットがされ、2024/5/4のStar数は26kを超えています)
ローカルにクローンして使ってみた
LLMのチャットボットやプロンプトのフローをGUIで作れて、LambdaとStepFunctionでを実装していた自分にとっては衝撃でした。良くも悪くも今までの実装がひっくり返される気がしました笑
OSSのコードをちゃんと読むのが初めてで、「ふ〜ん中身のコードこんななってるんだ〜」と眺めていると。。。。
あれ???
writeOpner
の所にニョロニョロが見えるぞ??スペルミス??
他のファイルもwriteOpner
の変数でニョロニョロを発見!
これは完全にOpenのeが抜けてる!
最近英語学習をしていたのでスペルミスに敏感になっていました笑
これってもしや??
これってもしや人生初のOSSコミットのチャンスかも??
OSSコミットは強強エンジニアのみが行うもので、自分には関係ないと思っていました。
しかし、目の前にOSSコミットのチャンスがある! これはやるしかないと思い、DifyのリポジトリからContribution Guideを読んでみました。
Anything else (e.g. bug report, performance optimization, typo correction):
Start coding right away.
typoとか簡単な修正だったら、issue作らずにすぐコーディングして良いよ〜と書いてありました。
コーディング開始!
Contribution Guideに書いてあった通りに、Difyのリポジトリをforkしてローカルにクローン。
VScode開き一括変換でwriteOpner
→writeOpener
に修正!
10秒でコーディング完了!!
ドキドキの初OSS Pull requests
typoのプルリクを出している人が居たので、その人のプルリクを真似て作りました。
↓実際のプルリク
結果はいかに??
他のプルリクも1週間くらいマージされてないから気長に待ってるか〜と思っていると、
あ、、、、
5分後あっさりApproveされた(^o^)
そしてテストが自動で走り、当然引っかかる訳もなく無事にクリア。
さらに5分後mainにmergeされた!!
Merged JzoNgKVO merged 1 commit into langgenius:main from shoheiweb86:main
わーい🙌
まとめ
初めてまともにOSSのコードを読んでから、1時間でOSSにコミットすることができました。
(どんなに小さな内容でも立派なOSSコミットです!!😎)
Difyの話題になる度に俺Difyのコントリビューターだよと偉そうにお話をするのがとても楽しみです。
初めてのOSSコミットと、初めての技術記事(ただの日記)を書けて大満足でした。
今後はもう少し有益な技術記事でも書けたらと思っています!
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