Closed1
モバイルアプリにおける主な認証方式
- メールリンク認証
- 概要:ユーザーのメールアドレスにワンタイムリンクを送り、クリックして認証。
- コスト:低
- メール送信機能を実装するだけで、パスワード管理が不要。
- 実装難易度:低
- バックエンドのメール送信設定は必要。簡単に導入可能。
- パスワード認証
- 概要:ユーザーが設定したパスワードでログイン。
- コスト:低
- サーバー側でのパスワード管理機能の構築と暗号化が必要。
- 実装難易度:低
- 一般的で、認証機能のライブラリも豊富。
- OAuth 2.0(ソーシャルログイン)
- 概要:GoogleやApple、Facebookなどの外部サービスで認証。
- コスト:低
- 外部の認証機関を利用できるため、アプリ側の実装は簡単。
- 実装難易度:低〜中
- 外部APIを利用するため、比較的早く導入可能。
- 認証トークン(JWT)
- 概要:一度認証するとトークンを発行し、次回以降はトークンで認証。
- コスト:低い
- JWTを使用するライブラリが多く、トークン管理が容易。
- 実装難易度:低〜中
- 認証後にトークンを発行し、サーバー側で管理を行う
- SMS認証
- 概要:SMSで送られるワンタイムコードを入力して認証。
- コスト:中
- SMS送信費用がかかり、API使用量に応じた課金が発生する場合がある。
- 実装難易度:中
- SMS送信用のAPIを用意し、ユーザーの携帯電話番号の確認機能も必要。
- 生体認証
- 概要:指紋や顔認証など、端末の生体認証機能を利用。
- コスト:中〜高
- デバイス固有の機能を利用するため、プラットフォーム依存の実装が必要。
- 実装難易度:中
- OSやデバイス依存のライブラリに精通している必要があるが、各OSに標準ライブラリがあるため比較的実装しやすい。
- 一度限りのパスワード(OTP)アプリ
- 概要:Google AuthenticatorなどのOTPアプリと連携して、ワンタイムパスコードを生成。
- コスト:中〜高
- アプリ同士の連携やユーザー教育が必要。
- 実装難易度:中〜高
- OTPアプリ連携のための準備や教育が必要。
- 多要素認証(MFA)
- 概要:パスワード+SMSやメールでのワンタイムパスコードなど、複数の認証手段を組み合わせる方法。
- コスト:中〜高
- 複数の認証手段を用意する必要があり、メンテナンスも複雑。
- 実装難易度:高
- 複数の認証方法を組み合わせることで、ユーザーインターフェースやバックエンドも複雑化する。
- 行動認証
- 概要:ユーザーの行動データ(タイピング速度など)を基に認証する方法。
- コスト:高
- 行動データの収集や分析が必要で、専門知識も必要。
- 実装難易度:非常に高
- 複雑なデータ解析やパターンマッチングが必要で、実装コストが高く、リアルタイムでの認証も難しい。
このスクラップは6日前にクローズされました