スクラムに関連する用語をまとめる

役割について
プロダクトオーナー(PO)
開発プロダクトの責任者。提供するプロダクトの価値を最大化することに責任を持つ。プロダクトのビジョンの明確化やプロダクトバックログアイテムの定義、優先度変更なども行う
スクラムマスター(SM)
チームの全体がスクラムの価値を理解し、自立した組織として活動できるよう、教育と助言を行う責任を持つ。開発メンバーがタスクを達成する上での障害となりうる課題の除去、チームへの補助的な役割、PO、他組織との連携なども行う。
開発チーム
プロダクトの開発を行う。スプリント内で定められたタスクのコミットに注力する。
ステークホルダー
クライアント、サービスを使うユーザなどチーム外の利害関係者。

スプリント
1ヶ月以内の定められた固定の期間。スプリントのゴール(目標)を定め、スプリントの中でやるべきプロダクトバックログを決める
プランニングポーカー
プロダクトバックログ内の一つのユーザーストーリーが完了する見積もりをアジャイルチームが予測する役に立つ見積もり手法。見積もりにはストーリーポイントを用いる。
ストーリーポイント
アジャイル開発において、タスクの難易度や労力などを見積もる指標。0.1=1hと換算することが多い。
モバイルの現場だと下記のイメージ。
1:テストなどは不要。テキスト、ボタンの追加などのタスク。
既存実装を参考にすることができ、実装イメージの大部分の目処が立っている
2:API仕様の追加、UIの実装などが絡むタスク
既存実装を参考にすることができる。実装イメージの大部分の目処が立っている
3:新規画面の追加、小規模のリファクタなどが絡むタスク。
実装イメージがある程度目処が立っている
ベロシティ
スプリント内で完了したストーリーポイントの合計値。
プランニング時に時期スプリントのストーリーポイントの見積もりの指標となる。
スプリントプランニング
スプリントのゴールをどこにするか、ゴールのために必要なタスクを決定する。
レトロスペクティブ
スプリント終了時に実施される振り返り。フレームワークとしてKPTがよく利用されることが多い。
K: Keep よかった点
P: Problem 悪かった点
T: Try 改善した点