DBRE(Database Reliability Engineering)というのがあるらしい
Daily Blogging89日目
DBA(Database Administrator)の仕事に、SRE(Site Reliability Engineering)の考えを適用したものらしい
DBAとは
まずはDatabase Administratorがどういうものなのか整理する。
Database Administratorの主な仕事は、DBの保守、運用
Oracleの説明↓
データベース管理者(DBA)は、データベースのメンテナンス、セキュリティ、運用に責任を持ち、データが正しく保存および取得されることを保証します。
また、開発者と協力して新機能の設計や実装、トラブルシューティングを行うこともよくあります。DBAは、技術ニーズとビジネス・ニーズの両方を十分に理解している必要があります。
SREとは
日本語で言うと、サイト信頼性エンジニアリング
SREはGoogleが2004年から提唱し始めたアプローチ
SREは、信頼性の高い本番環境システムを実行するための職務、マインドセット、エンジニアリング手法のセットです。
AWSの説明だとこんな感じ
サイト信頼性エンジニアリング(SRE)は、ソフトウェアツールを使用して、システム管理やアプリケーション監視などのITインフラストラクチャタスクを自動化する方法です。組織はSREを使用して、開発チームからの頻繁な更新の中でソフトウェアアプリケーションの信頼性を維持します。ソフトウェアを使用して大規模システムを管理する方が、数百台のマシンを手動で管理するよりも持続可能であるため、SREは特にスケーラブルなソフトウェアシステムの信頼性を向上させます。
サービスの信頼性の評価として下記のメトリクスなどを確認する
- SLO(Service Level Objective):サービスレベル目標
- SLA(Service Level Agreement):サービスレベル契約
- SLI(Service Level Indicator):サービスレベル指標
- エラーバジェット
つまりDBREとは??
Database Reliability Engineeringとは、SREの原則をDBの運用、管理に適用したもの。
DBREの業務としては、信頼性や再利用性が高まるようにDBを管理しつつ、他のエンジニアに対するDBに関する教育や支援などを行う
DBAとDBREの違い
攻めのDBRE
守りのDBA
って感じらしい
DBAは、障害対応やバックアップ作業、チューニングなどの手作業や定型業務をこなす。
DBREは、障害時の自動復旧の仕組みをコード化する、スケーリングやパフォーマンス監視を自動化するなどエンジニアリング的なアプローチを取りつつDBを管理する
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