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Bitriseの任意のPipelineをVSCodeから実行できる拡張を書いた
作ったもの
コマンドパレットで「bitrise-client: build
」を実行すると、現在いるGitブランチのソースコードを元に、任意のPipelineを選んでBitriseのPipelineを実行できる拡張機能を書いた。
実行の様子。成功すると「Build started successfully!」と表示される
結果。Pipelineが実行されている
なぜつくったか
基本的にはPull Requestなどのトリガーで自動的にパイプラインが動くようにCIを組んでいるのがほとんどだと思う。
しかし、ライブラリのアップデート作業などで、Bitrise上でビルド結果を確認したい時がたまにある。Web上から任意のパイプラインを実行できるのだが、ぽちぽちするのが面倒。一回くらいなら良いのだが、この作業が続くととても面倒くさい。
ということで作った。Bitrise上にはAPIがいくつか生えているのでこれを利用している。
最初はCurlを使ったワンライナーコマンドで作っていたが、普段使いしているVSCodeから呼び出せると便利そうだったので作ってみた。BitriseのVSCode Clientもなさそうだったので。
実装は至ってシンプル。
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git branch --show-current
で現在のブランチを取得 -
GET /apps/{app-slug}/build-workflows
を叩いてworkflow一覧を取得し、コマンドパレッドに表示 - 選択したworkflowで、
POST /apps/{app-slug}/builds
を叩く
ソースコードは以下。
今後、エクスプローラビューでのビルド状況の一覧表示やPipelineのabortなど、自分が使って便利そうな機能は一通り揃えておこうかなと思う。
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