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個人開発で「収益化」の情報はどこにある?

2024/10/20に公開

どこにも情報がない...

個人開発を始める時にぶち当たる壁が、収益化の情報がないということ。

こんなのWebにも本屋にもほとんど情報がありません。
それは、個人開発をしている人が絶対的に少ないという点と、有益な情報を他人に解説しようというモチベーションが湧かないからだと思っています。

例えば、ある収益媒体でめっちゃ稼げる方法を見つけた場合、普通は黙って自分のアプリで利益を最大化しようとします。教えたら競合が増えて自分の利益が減る可能性があるから。
なので無料で共有・解説しようというモチベーションは湧きません。

最近私も個人開発者としての収益情報を記事にしましたが、AdMobの収益を2倍にした方法なら有料だと教えてもいいけど、Amazonアソシエイトで効率良く収益化するコツは有料でも教えたくない。AdMobの場合は影響が小さいけど、Amazonの場合は収益化の仕組み上、間接的に競合になる可能性があるからです。

そうは言っても「情報」が欲しい...
そんな時は3つの方法があります。

  1. Xで個人開発者をフォローする(旧Twitter)
  2. 個人開発者のコミュニティに入る
  3. 有料で買う

それぞれ解説していきます。

1. Xで個人開発者をフォローする

X上には個人開発者のアカウントがたくさんあり、備忘録も兼ねて個人開発のテクニックなどを発信している人が多いです。まずはそんな人を手当たり次第フォローしましょう。だんだんと有益な情報を発信している人が誰か?という審美眼がついて選別がきるようになってきます。

ただ、注意して欲しいのは、たまに短い文章でダイアモンドの原石みたいな投稿をしている人がいます。決して見逃さないようにしてください。これはフォロワーの多さや、インプレッションの多さは関係ありません。本来であれば、それだけで長い記事が書けるようなネタ。そういう人は備忘録的にボソッと呟いている印象で、読む人のことなんて何も考えていないから投稿も伸びません。

ハンターネタですが、まさにこんな感じ。

2. 個人開発者のコミュニティに入る

本命はここです。
Xでも多くのテクニックは手に入りますが、本当に有益な情報はオープンな場では語られません。クローズドな気心が知れた仲間内だけで語られるのです。

感覚として、プログラミングの知見を深めるコミュニティと、個人開発者のコミュニティは全く雰囲気が違います。個人開発者のコミュニティの場合は主に収益化について熱く語られます。たまに神がいて、実際の収益情報を見せてくれるのですが、とんでもなくモチベーションがあがります(もちろん初心者同士のコミュニティなら、技術的に助け合うような場合もあります)

そして、こんなノーマルなアプリがこんなに収益を上げているのか...というアプリを見ただけでは絶対に分からないことも知れるので、実に興味深い。

個人開発のコミュニティは、X上で意気投合した仲間同士で、自然発生的に始まる場合が多い気がします。3つのコミュニティに入っていたのですが、そのうち2つはコミュニティが出来るタイミングで私にも声がかかり、もう1つは以前からある大きめのコミュニティでした。

じゃあどうやってコミュニティに入るか?
Xで個人開発のネタを発信して交流を重ねていけば、自然と声がかかります。私は3つともそうでした。

たまにブログ経由で募集している所もありますが、誰も知らないと正直気まずいですよね。ただ、Xをしないのなら、その選択肢もありかもしれません。

3. 有料記事を買う

よくある情報商材みたいで怪しいですよね。
偏見ですが、本当に儲かる方法を知っているのなら、競合が増えないように黙ってこっそり実践しているはずです。例外としては、教えても自分のアプリ収益に影響がない。アプリ単位で収益化の限界値がある。さわりだけで本質的な情報は教えない。教えて数を売った方が稼げる。現役のアプリ開発者ではない。何か事情がある。というところでしょうか。

信頼できる情報源であれば買ってもいいかもしれませんが、まずはコミュニティに入るべきだと思います。そのコミュニティで情報収集して、そこでも手に入らないものならば、買ってもいいかもしれません。ただ、買うなら購入者の声とかも調べてください。

(追記分)と、こんなことを書いておきながら、私はアプリの収益状況をZennの「本」として販売しています。でも最初は本当に買わなくていいと思っていて、理由は「価値」が分からないと思うからです。こんな情報はコミュニティに入っても手に入りづらいけど、価値がわからないとクレームに繋がる。リスクを背負って安く情報を出しているのに、それを理解してもらえないのは悲しい。そんな理由からです。

以上、個人開発における情報収集を解説してみました。
私もまだ成功を目指す途上です。お互い成功を目指して走っていきましょう。

ps.良い情報があれば私にもこっそり教えてください

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