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数百円のサブスクは売れないのに、数千円のアプリ記事は売れていく

2024/10/19に公開

本日、個人開発に関する有料記事を公開しました。
Zennで言うところの「本」です。
それで色々と思うところがあったので、この記事を書いています。

ちなみにその「本」はこちら。
https://zenn.dev/sho555/books/17964ba87cc278

上記の「本」でも少し触れているのですが、アプリのサブスクに関して少し苦戦しています。本当に色んなことを考えながら、限定機能を作ったり、機能を制限してみたりと、試行錯誤し続けているのですが、まだそれがハマらない。

横目でサブスクで成功しているアプリ開発仲間を見ながら、やり方をちょっと真似したものの、やはり難しい。

サブスクはたった数百円。
それでもユーザーの財布の紐は堅すぎる。

皆がサブスクを買ってくれると、開発者がアプリで生活できるようになり、更に多くの時間をアプリに注ぎ込めるようになるのですが...
そんなこんなでアプリの開発資金が限界突破してしまい、少しでも開発資金の足しにしようと有料の「本」を書きました。

朝から販売を開始したのですが、売れます。
元々アプリ開発の資金源として1000冊売るつもりなので、それと比べると雀の涙なのですが、数百円のサブスクを売ることと比べて3000円の記事はこんなに簡単に売れるのかと。

ますます「お金とは?」と考えるようになりました。

100円均一で原価率がバラバラの商品を何も考えずに買うのに、たった3円のレジ袋購入はためらったり。少しの時間のためにカフェで500円のコーヒーは頼むのに、1ヶ月間楽しめる300円のサブスクは買わなかったり。飲み会で600円のビールは何杯も飲むのに、サブスクは...

サブスクが売れないということは、ユーザーに「価値」を提供できていないということ。
例えば物販やると分かるのですが、セールでどんなに安くしても、客が欲しがらない商品は全く売れません。

今朝リリースした「本」は、おそらく多くの個人開発者の収益化に直結する可能性があります。3000円と相場的には高いけれど「それ以上稼げるヒントがあるのでは?」と思うと財布の紐が緩むし、個人的にそれは正解だと思っています。そして読んだ人からはお礼のコメントと次回作を期待する声が何通も届きました。価値を感じてくれたようで嬉しかった。

そう思いきや「3000円の価値はない」という声も届きました。具体的にアプリに組み込む方法がなくて分からないと。ただ、元々今回の本はそのような導入手順が解説されているものではないので、ごめんなさい。そもそも、このレベルのアプリの収益情報はWeb上でもほぼ見つからないんですよ...

今回の「本」の販売は非常に良い経験になりました。
ちゃんと「価値」を提供すれば高くてもユーザーは購入してくれる。だから早くアプリの「価値」も見つけないとな、と思った次第です。

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