個人開発は「発狂」して仲間を集める
独学でFlutterを勉強し、個人アプリをリリースしてから3年が経ちました。
今回は個人開発において非常に重要な「仲間の作り方」を、私の体験談をもとに書いていこうと思います。
今回は「初級編」です。
個人開発を始めると、その過程で色んなトラブルが発生します。
でも会社と違い、通常は身近に教えてくれる人はいない。だから独力で完遂しなくてはいけません。
そんな孤独な個人開発者、今はAIがあるから楽になったとはいえ、個人開発における 暗黙知 は非常に多い。それを知っているか知らないかで開発スピードに差が出ます。
そんな時に「個人開発者」を呼び寄せる魔法のテクニックを教えます。
「Xで発狂してください」
これしかありません。Xで個人開発者をフォローしていると分かるのですが、大体発狂しています。
どんなに成功している個人開発者でも、成功しているが故の新しい困難がでてきて、発狂しています。
だから安心して発狂してください。
個人開発者にとって「発狂」は、仲間を呼ぶための掛け声みたいなものです。
不思議なことに、発狂すると個人開発者がだんだん近寄ってきます。最初は遠巻きに様子を伺っているだけかもしれません。ただ、何度も発狂していると「こいつは私たちの仲間だ」と個人開発者は思う習性があります。
それは過去の未熟な自分を思い出すからでしょう。そっと手を差し伸べたくなるものです。
私も昨日発狂すると、引リツで慰めてもらえました。
ただ、発狂にも作法があります。決して 「愛嬌」 を忘れないでください。SNSに投稿する以上、誰かが見ていることを意識して、富士山が噴火しそうなほどブチギレていても、一旦深呼吸して、ブチギレ投稿の書き殴りを削除し、ゼロから書き直してください。
愛嬌がない発狂は ただのヤバイやつ です。個人開発者はちょっと距離を置くようになります。
そして次です。社会人としては当然のことですが
「Xで進捗を報告してください」
あなたが発狂することで、個人開発者はあなたを認知します。
そうして、発狂しながらもアプリを進めている様子を発信していると、個人開発者はあなたのことが気になって仕方がなくなるのです。
そうやって、気づくと仲間が増えていきます。
思い返せば、私は無意識にこれをやっていました(ちなみに別のアカウントです)
気づくと色んなエンジニアが仲間になり、私の発狂を慰め、問題に答えてくれていました。そして仲良くなってコミュニティ作ったり、コミュニティに誘われたり、飲みに行ったり、一緒に旅行したり。
個人開発は孤独な作業ですが、ここまでやってこれたのは仲間のおかげです。
だから仲間を作ってください。そのために精一杯、恥ずかしがらず、発狂してください。
私は今でも個人開発に注力しているのですが、注力しすぎて貯金が尽きてしまいました。
個人開発飲みをした時にそれを赤裸々に話すと、二次会のビールを奢ってくれたので、嬉しくて発狂しちゃいました。本当に個人開発者は優しいですね。おしまい。
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