個人開発に「夢」はあるか?
収益化を目指して、3年前に個人アプリをリリースしました。
正直、今の収益を3年前の自分が見たら、とてもガッカリするだろうなと思います。
おそらく多くの「駆け出し個人開発者」からすると羨ましい金額だと思う。だけどこれで生活していくには全然足りない。
3年も走り続けてまだ飯が食えていないのかと。
じゃあ個人開発に「夢」はないのか?
あります。
最近面白いことが起きて、3ヶ月で収益が2倍になりました。
何が起こったのか?
アプリ開発のマインドを入れ替えました。
この3年間私が信じ続けていたのは「良いアプリにしていけば、いつか収益が爆発して、大成功できる」というもの。信じれば救われる、みたいな宗教。なので毎日毎日必死でアプリの新機能開発や改良のみを続けていました。
ただ、最近ふと立ち止まりました。
「ユーザーはどんどん増えていって、高評価レビューもたくさんつく。だけど、収益に関してはずっと同じ。もしかしたら何か間違っているんじゃないか?」
そう思ってから、月に何度もアップデートを繰り返し続けていたのに、一旦アプリ開発から離れました。
変な宗教を盲信することをやめ、マーケティングや収益化について真剣に考え始めました。
アプリ仲間から有益な情報をもらいつつ、試行錯誤を繰り返し続けた結果、ユーザー数はずっと突破できなかった1万人の壁を遂に越えて、3ヶ月で収益は2倍になりました。
収益が2倍になったところで、元々が低いのですが、それでも今後の可能性を感じるには十分な出来事です。さらに、今月も大幅な増収が見込めるペース。
当たり前のことですけど、収益が欲しいなら収益化について真剣に向き合うべきだった。
頑張れば報われるなんて宗教は嘘だった。
そんなことに気づくまで3年かかりました。
だけど、アプリの完成度は3年でだいぶ高まりました。
自分の大切なアプリを使ってくれるユーザーのことを思うなら、アプリ開発者は精一杯稼ぐべきです。
稼げないアプリは開発者が投げやりになって広告をつけまくり、放置され、いずれクラッシュが頻発する。もしくは、サーバー代を払えなくなり、アプリのサービスが終了する。
だから、マインドを入れ替えて、稼ぐことに全振りしていこうと思いました。
アプリのために、何より使ってくれるユーザーのために。
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