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個人アプリは「ユーザーのために」稼ぐべき

2024/10/24に公開

個人アプリをリリースして3年が経ちました。
大事に育て続けてた結果、今では月間1万人が使うアプリへと成長しています。

これは日本人に特有の考えた方かもしれませんが、お金を稼ぐことへの嫌悪感が少なからずあると思うんです。だからこそ、その「マインド」が原因でブレーキがかかり、最後の一点を突破できない。一生懸命に 「開発を」 頑張っていれば、勝手にアプリは収益化していくはずだと。結果的にアプリの「収益化」に全力になれず、お利口さんの良い子で諦めて終わってしまう。

今までの私がそうでした。
そして、そろそろ気づくんです。「現状はもう放置してもサーバー代を賄うには十分すぎる収益がある。何もしなくてもユーザーは勝手に増えていく仕組みは作れた。でもお前の人件費を投下すると赤字が拡大するから、もう一旦開発を停止してもいい。3年も頑張ったから、もういいじゃないか。」こんな感じで、アプリ開発を続けることが経済的に合理的じゃなくなります。何せ私は、この数ヶ月フルコミットでアプリに時間を突っ込んでいるんですから。

私の場合は3年と長すぎるのと思うのですが、ほとんどの個人開発者はこのように、夢がついえて開発を終えていくんじゃないでしょうか。

でも諦めたくなかったんです。
だからマインドを切り替えました、「ここで開発をやめたらユーザーのためにならない。だからユーザーのために全力で私が稼げるアプリにしていくと。」お金があれば、フリーランスエンジニアをする必要がなく、もっとアプリに時間を投入できる。チームを作って開発スピードを上げられる。アプリに投資ができ、ユーザーを増やして更にアプリを活性化できる。

そこから収益化について脳みそのブレーキを取っ払って真剣に考え続けると、どんどん収益が上がっていくんです。特にAdMobが大きな原因だったんですけど、改善できた結果、3ヶ月目で全体の収益が2倍になりました。そして今月、AdMob以外の収益が爆発して、過去最高収益を大きく更新する見込みです。

結局、収益化が難航していた原因は、私のマインドが急ブレーキをかけていた。つまり収益化を真剣に考える事ができない思考に陥っていたんだなと。
あらためて今稼いでいる個人開発者たちを振り返ると、どうもそのマインドの「ブレーキ」がぶっ飛んでいる。それが突き抜けられる要因。

だから、収益収益と鬱陶しい個人開発者でいいと思うんです。エンジニア的には 「綺麗」 ではないけれど、ユーザーにとっては結果的にアプリが発展する方が良いに決まっている(ユーザーを無視した改悪はもちろんダメですが)。

一番に目を向けるべきはユーザーであり、周りのエンジニアではありません。
だからユーザーのためにも、アプリで全力で稼いでいこうと思いました。
※まだ稼げていないので

ps. アプリ収益公開の記事を書いています
https://zenn.dev/sho555/books/17964ba87cc278

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