VRChatでイベント用のアバターを(とりあえず)つくろう!
VRChatのイベントにおいて、イベントの円滑な開催を目的としてAvaterのperformance rankで入場制限を行っているイベントは多数存在します。
そこで、今回はとりあえず既存のアバターをイベント用に改変することを目的とします。
とりあえず、です。
(髪が長いアバターだとちょっと辛いです。主に貫通対策。ここでは貫通対策については触れません。イベント中はおそらくずっと立ちっぱなしでしょうし、最後の集合写真の際は各々本来の姿に戻って撮影することが多いためです。また、この記事を最後まで終了できればある程度Unityと和解できているでしょうし、PhysBoneについて詳しく調べてみるのも良いかもしれません。
まず最初に、おそらくこれを見ている人の大半は VRChat Creator Companion (VCC) をつかって管理をされているかと思います。
しかしこれは💩なのでALCOMを使いましょう。Rustというプログラミング言語で実装されている、VCCと互換性があるツールです。
VCCで数秒以上かかるパッケージ追加、アプデ、作業、一瞬です。
まず必要なパッケージ一覧
Modular Avatar
ref: https://modular-avatar.nadena.dev/ja
皆さんご存じかと思いますが一応書いておきます。入れておきましょう。
軽量化も神です。
AAO: Avatar Optimizer
ref: https://vpm.anatawa12.com/avatar-optimizer/ja/
諸々の軽量化ができます。
anatawa12’s gist pack
ref: https://vpm.anatawa12.com/gists/ja/
ActualPerformanceWindowを用いるために導入します。
これは、アップロードせずともUnity上で正確なperformance rankを確認できるツールです。
Gesture Manager
ref: https://github.com/BlackStartx/VRC-Gesture-Manager
Unity上で、VRChat上のExpression Menuを動作確認できる神ツールです。
TexTransTool
ref: https://ttt.rs64.net/
アバターのTextureを直感的に操作できます。
VRCQuestTools
ref: https://kurotu.github.io/VRCQuestTools/ja/
本来であればアバターをQuest対応する際に用いる者ですが付随して付いてくるツール群が非常に軽量化に役立ちます(後述します)
liltoon
ref: https://lilxyzw.github.io/lilToon/
皆さんご存じtoon shaderです。ただしこれも付随してくるツール群が非常に役立ちます。
応用
MeshDeleterWithTexture
ref: https://github.com/gatosyocora/MeshDeleterWithTexture
TextureのMeshを消して軽量化できます。
今回は使いませんが(とりあえず対応なので)、綺麗に軽量化したいときに使います
上記これらを追加出来たらパッケージの追加を行います。
行った結果は以下の通りです。
以下はALCOMの画像ですがVCCでも同様の画面だと思います。