100日後にRustをちょっと知ってる人になる: [Day 14]GitHub Codespaces
Day 14 のテーマ
今日は趣向を変えて、Rust の開発環境について考えてみたいと思います。
Day 2 で開発環境 "VS Code" と "IntelliJ IDEA" の環境を整えて今はそれを使って Rust のコード編集をしています。しかし、最近ではオンラインで Web 上でコード編集をすることも増えてきていますよね。そこで今日はオンラインで Rust のコード編集が出来るようにしていこうと思います。
GitHub Codespaces
オンラインでコード開発をするサービスはいろいろと出ていると思います。
クラウド IDE などと呼ばれていることもありますよね。例えば:
いろいろと Cloud IDE はあるのですが、その中から GitHub Codespaces を使ってみようと思います。文字通り GitHub が提供している開発環境です。
また、この GitHub Codespaces は VS Code にExtension をインストールすると、オンラインの内容とローカルの内容が同期されるということなので VS Code に Extension もあわせてインストールしようと思います。
GitHub Codespaces Extension インストール
VS Code のマーケットプレイスから GitHub Codespaces を見つけてインストールを行います。
Extension をインストールすると、Remote Explorer のアイコンがサイドバーに表示されます。そこから自分の GitHub アカウントとの認証を行います。
認証ができたら、新規で Codespaces 環境を作るか、GitHub 上で既に Codespaces 環境として用意しているものを選択します。
新規作成する場合は、新規作成用のアイコンから GitHub 上に作成済みで Codespaces で利用したいリポジトリを選択します。
既存の Cosespaces 環境を利用する場合は、一覧表示される Codespaces のリポジトリに表示される接続アイコンをクリックして Codespacesに登録している内容を VS Code で開きます。
以下のように Codespaces の内容が VS Code で編集できるようになります。
オンライン上のエディタとローカルの VS Code がほぼリアルタイムで同期され、編集したコードが反映されるようになります。
Rust 用の開発環境
言語サポートを見ると、Rust が入ってなさそうなところが気になりました。そこを確認してみたいと思います。
Codespaces のターミナルから rustc
や cargo
CLI を確認してみたのですが、Rust関連の開発環境が入ってないようですね。Codespaces の環境に Rust の開発用環境をいれる必要があるってことが分かりました。
dev container
Codespaces の実行環境の実態は、GitHub 管理下の仮想マシンに dev container と呼ばれる開発環境用のコンテナを立てて、そこに VS Code や ブラウザから接続をして利用しています。
この dev container に Rust 開発に必要なランタイムを導入するようなカスタマイズをするとよさそうです。
というわけで、明日は dev container のカスタマイズを行って、Rust の開発環境を立てたいと思います。
Day 14 のまとめ
GitHub Codespaces が予想以上に便利そうだということが分かりました。今までろくに使ってこなかったのが正直もったいなかったと反省中。最近では自宅勤務しかほぼしないので電車の移動中にコードを見たりすることがなくなりましたけど、Codespaces があれば移動中にデバッグまでできそうですよね。
あとは、dev container のカスタマイズ方法を理解したら、いろいろな開発環境ができそうだと期待が膨らんできたので明日はいろいろと試してみたいと思ってます。
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