ClineとDeepSeekでコーディングを効率化する
Clineは自律的に駆動するタイプの新しいAIエージェントです。
VS Codeの拡張機能として導入することですぐに使えるようになります。
AIの提案に対して人間が承認するか拒否するか、フィードバックを選択するHuman-in-the-Loopを取り入れています。
コストパフォーマンスの良いDeepSeekと連携し、コーディングを効率良く行いましょう。
動作感
APIキーの発行
利用にはまず、DeepSeekのAPIキーを発行しておきます。
また、事前にトークン購入をしておきます。
上記URLにアクセスし、ログイン後APIキーを発行します。
トークン購入
利用前にトークンを購入する必要があります。
利用する分だけ事前に購入できるので良いですね。
費用感
お題:簡単なインベーダーゲームを実装して
作成されたファイルは全部で3ファイルです。
game.js
index.html
style.css
の3ファイルの作成でAPI料金は $0.0018 でした。
Tokens:↑63.5k ↓883
Cache:+5.0k→58.5k
API Cost:$0.0018
実行するタスクごとに費用を提示してくれる親切設計です。
↓はDeepSeek-v3のAPI料金とGPT-4oとの比較
標準入力トークン:
DeepSeek-v3: $0.27/1M tokens
GPT-4o: $2.50/1M tokens(約9.3倍)
キャッシュされた入力トークン:
DeepSeek-v3: $0.07/1M tokens
GPT-4o: $1.25/1M tokens(約17.9倍)
出力トークン:
DeepSeek-v3: $1.10/1M tokens
GPT-4o: $10.00/1M tokens(約9.1倍)
VS Codeの拡張機能
VS Codeを開き、Extensionsを選択。"Cline"で検索すると
表示された Cline (prev. Claude Dev) をインストールします。
インストールし、VS Codeを再起動すると
左側にロボットアイコンが表示されます。
拡張機能設定
Settings画面を開きます。
API Providerは
DeepSeekを選択します。
API Keyは事前に発行したキーを入力します。
Modelは、deepseek-chatが選べます。
Custom Instructions
日本語を希望する場合は Speak in Japanese
と入力しておきましょう。
AIエージェントの走りとして期待感MAXのClineです
DeepSeek以外にも、OpenRouter、Anthropic、Google Gemini、GCP Vertex AI、AWS Bedrock
OpenAI、LM Studio、Ollamaが選択できます(2025年1月14日現在)
今後に期待できる拡張機能です。
Cursorも期待!
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