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ClineとDeepSeekでコーディングを効率化する

2025/01/15に公開

Clineは自律的に駆動するタイプの新しいAIエージェントです。
VS Codeの拡張機能として導入することですぐに使えるようになります。
AIの提案に対して人間が承認するか拒否するか、フィードバックを選択するHuman-in-the-Loopを取り入れています。
コストパフォーマンスの良いDeepSeekと連携し、コーディングを効率良く行いましょう。

https://github.com/cline/cline

動作感

APIキーの発行

利用にはまず、DeepSeekのAPIキーを発行しておきます。
また、事前にトークン購入をしておきます。

https://platform.deepseek.com/api_keys

上記URLにアクセスし、ログイン後APIキーを発行します。

トークン購入

利用前にトークンを購入する必要があります。

https://platform.deepseek.com/top_up

利用する分だけ事前に購入できるので良いですね。

費用感

お題:簡単なインベーダーゲームを実装して

作成されたファイルは全部で3ファイルです。
game.js
index.html
style.css
の3ファイルの作成でAPI料金は $0.0018 でした。

Tokens:↑63.5k ↓883
Cache:+5.0k→58.5k
API Cost:$0.0018

実行するタスクごとに費用を提示してくれる親切設計です。

↓はDeepSeek-v3のAPI料金とGPT-4oとの比較

標準入力トークン:

DeepSeek-v3: $0.27/1M tokens
GPT-4o: $2.50/1M tokens(約9.3倍)

キャッシュされた入力トークン:

DeepSeek-v3: $0.07/1M tokens
GPT-4o: $1.25/1M tokens(約17.9倍)

出力トークン:

DeepSeek-v3: $1.10/1M tokens
GPT-4o: $10.00/1M tokens(約9.1倍)

https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
https://api-docs.deepseek.com/quick_start/pricing

VS Codeの拡張機能

VS Codeを開き、Extensionsを選択。"Cline"で検索すると
表示された Cline (prev. Claude Dev) をインストールします。

インストールし、VS Codeを再起動すると
左側にロボットアイコンが表示されます。

拡張機能設定

Settings画面を開きます。

API Providerは
DeepSeekを選択します。

API Keyは事前に発行したキーを入力します。

Modelは、deepseek-chatが選べます。

Custom Instructions
日本語を希望する場合は Speak in Japanese
と入力しておきましょう。

AIエージェントの走りとして期待感MAXのClineです

DeepSeek以外にも、OpenRouter、Anthropic、Google Gemini、GCP Vertex AI、AWS Bedrock
OpenAI、LM Studio、Ollamaが選択できます(2025年1月14日現在)
今後に期待できる拡張機能です。

Cursorも期待!

https://zenn.dev/shintaroamaike/articles/ef5bc067d6ed6f

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