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PHP7技術者認定初級試験 合格後の振り返り

2022/01/29に公開

はじめに

本日、PHP7技術者認定初級試験を受講し、無事に合格しましたので、その振り返りとしてこちらに記述いたします。この記事で、同じようなレベル感のエンジニアに、少しでも貢献できれば嬉しいです。

受講のきっかけ

後述する通り、PHPの案件にアサインされ、わからないことだらけで焦っていたためです。
私が今行なっているPHPの案件にアサインされる方は、PHPの経験がない方が多いのですが、プログラミング力が高いため、ある程度理科すれば、なんとかできる素質がある方ばかりでした。
打って変わって私は、エンジニア歴も短く、もともとPHPの知識がなく(Rubyは経験あり)、また、プログラミングの全体像もわかってないので、わからない箇所が出てくるとつまり、調べてもあまり理解できず、結局上司に聞いて理解する、というような繰り返してでした。また、どこが重要か、どこが重要でないか、がわからないので、余計に重要でないところ、に時間を割いていたりしました。
このまま案件で経験値をあげていくのみでは、全体像がわからず、聞いてばかりの状況が続くのでは、と思い、ひとまず基礎を理解して状況を変えようと、2022年に入ってから、PHP初級を受けることにしました。

受験前の状態(スペック)

  • 2020/8
    プログラミングスクールで2ヶ月半 主にRubyを学ぶ
  • 2021/11
    プログラミング講師として、初学者のために主にRubyを教える
  • 2021/6
    開発部署に異動 エンジニアとしてSTART
    Ruby/Railsを使った案件にアサイン
  • 2021/11
    PHP/Laravelを使った案件にアサイン

PHPに触れて3ヶ月未満
案件にアサインされるまではPHPをほとんど触ったことはありませんでした。
(1年前くらいにドットインストールで少し勉強したことあったっけ?レベル)
また、プログラミングスクールでRubyを学習しており、多言語に慣れておらず、Rubyの書き方のみ頭に入っていた状況だったので、書き方の違いに苦労していました。
※フロント系は割愛

試験概要

PHP7技術者認定初級試験

  • 受験料金
    12,000円(税抜)
  • 設問数
    40問
  • 試験時間
    1時間
    出題形式:選択式(複数または単一選択)

※詳しくは下記参照
https://www.phpexam.jp/summary/novice7/

試験当日について

  • 試験日
    1/29(土)
  • 会場
    オンライン受講はなく、近くのテストセンターに足を運びました

学習期間

3週間
合計20時間ほど

この試験の勉強を始めようと、問題集を買ったのが1月の年始休暇明け。
そこから少しずつ問題を解いていきました。
1日の学習時間は特に決めておらず、気が向いた時やってました。風呂に浸かりながらKindleで問題を解いたりもしました。

学習方法

主に下記2つ。
実務経験は、直接的に試験内容と結びつくことがなかったのですが、問題を解く中で、「あそこのコードの意味はこういうことだったのかー」とわかったりしました。

徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集/本(Kindle)

https://www.amazon.co.jp/dp/4295006645?tag=jqosjp-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

Paizaラーニング/学習サイト(有料)

https://paiza.jp/works/search_courses/2207

試験において、1つ目の問題集が、やはり効果がありました。
3週間前ほどから解いていき、わからないところは調べながら、2周やりました。
末尾の試験問題と同じ40問の総仕上げ問題では、1週目は6割くらい。2周目で9割の正答率でした。(100%でないことが恥ずかしい...)

2つ目のPaizaラーニングをやった理由は、PHPの問題集では心許ないと思ったこと、ネットで調べると、本番の方が難しい、という記事を見たので、色々漁っていたのですが、喪領の問題集は見つけれず。。以前から有料会員だったPaizaラーニングで、PHPがあったことを思い出し、やってみました。
やった内容は、
・ PHP体験編
・ Webセキュリティ入門編
・ Web技術入門編
くらいの超基礎でした。わかっているところは、動画を飛ばして演習問題だけ。
結果として、やってよかったと思ってます。上記の基礎と、試験問題の範囲が被ることが多く、知識のアウトプットができました。

事前にやっていたこと

試験合格するために上記を取り組みましたが、案件にアサインされてから、下記本を読んだり、UdemyでLaravelの基礎をやったりしていました。ただ、全て理解していたわけでなく、案件をこなす上でのポイントを要所で摘んでいた感じです。

PHPからLaravelまで サーバーサイドをとことんやってみよう【初心者から脱初心者へ】【わかりやすさ最重視】(udemy)

https://www.udemy.com/
※ちなみに私の働いている会社はUdemyアカウントを付与していただいているため、学習し放題です。本当に感謝です。

独習PHP 第4版/本(Kindle)

https://www.amazon.co.jp/独習PHP-第4版-山田祥寛-ebook/dp/B09372PSG7

受験してみて

7割以上の合格ですが、775/1000点。
結構ギリギリでした。笑

ネットにも書いてあるとおり、PHPの問題集より難しかったです。
難しかった要因は、本番の問題文の方が長いことと、問題集には載っていない関数や文言があることかと思います。
問題集の内容を全部把握して、調べて追加の知識も入れることができれば、もっと取れたかもしれません。
PHPの案件に携わっていたことによって有利だったかは、不明です。なぜなら、実践では問われないような細かな問題が多かったため、試験のための学習ではなかったからです。

まとめ

なんとか合格することはできました。が、所詮PHPの初級レベル。
この資格を持っていたからといって、転職や、案件獲得でプラスになることはほとんどないかと思います。
大事なのは、受験に合格したという事実よりも、受験日までの学習の過程に価値があると感じます。
基礎を振り返ることができたので、自分の業務の理解度、作業スピードは、少し上がるのかな、と思っております。
今後も、日々学習を続けていきます。

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