Zenn
Closed6

Claude DesktopでClineみたいなことをする

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素直にCline, Roo Clineを使えば良いが(別途使ってる)、MCPサーバのおかげで

  • (配布・設定がラクなので)組織やグループ内でプラグインを統一しやすい
  • Claudeの月額の範囲でそれっぽいことが出来る

という点からこれはこれでおもしろいのでメモ

追記:
もう Claude Desktop + Claude Code(MCP) で同じことができる

shin_t_o_shin_t_o_

最低限 filesystem / コマンドアクセス系(公式リポジトリのリンクにあるこれとかこれとか?この部分は自作したので試してない)があれば実現可能

設定ファイル
// Mac
{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@modelcontextprotocol/server-filesystem",
        "アクセスして欲しいディレクトリ1",
        "アクセスして欲しいディレクトリ2", // ...
      ]
    },
    "custom-access": {
      "command": "node",
      "args": [
        "PATH_TO_MY_PLUGIN/index.js",
      ]
    }
  }
}

// windows
{
  "mcpServers": {
    "custom-access": {
      "command": "node",
      "args": [
        "PATH_TO_MY_PLUGIN\\index.js"
      ]
    },
    "filesystem": {
      "command": "node",
      "args": [
        "PATH_TO_MODULE\\@modelcontextprotocol\\server-filesystem\\dist\\index.js",  // nodeがある場所なので環境次第
        "アクセスして欲しいディレクトリ1",
        "アクセスして欲しいディレクトリ2", // ...
      ]
    }
  }
}
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上記を設定するとどうなるか

勝手にビルド・テスト実行(コケたら修正)、commit / push まで実行するように
project knowledge, project instruction に実行ルールをメモしていくと新規スレッドに移った際の指示もどんどん減っていく(「作業を再開してください」など)

capture

shin_t_o_shin_t_o_

1つの社内ツールをこのスタイルで作りきっての感想まとめ

よいとこ

  • 月額の範囲でこれが出来る、環境を配布し共有できる(nodeインストールとかパス周りのハードルはある)ならかなり良いのでは?
  • 許可コマンドに gcloudやclaspを追加したら勝手にプロジェクト作成とかもいけるので可能性がある

微妙なとこ

  • どれほどproject knowledge, project instruction を更新しても次スレッドに伝わらず説明し直す事項がある
    • 「機能実装後にビルド、テスト、commit / push までセットで実行する」のを忘れていること
    • ローカルファイルを編集せずに一旦Artifactsを作成し始めてしまうこと
    • などなど。。
  • スレッド間の情報伝達はまだまだ試行錯誤が必要そう
  • 設定がかんたんとはいえ node / npxの整備は必要だから結局個々人でやるのは難しいか?みんなMacならいける?

どっちとも取れるとこ

  • 結局メッセージが止まるたび指示が必要
    • 「続けて」のめんどさ、メッセージが進む間しか手が空かない、など
    • とはいえその粒度で指示しないと脱線する、ということでもあるか?
      • Clineみたいに実行許可だけにできたらなぁ
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