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AWS Lambdaで初期化の時間も課金される(2025/8~)

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AWS
Lambda
tech

先にまとめ

  • Lambdaで初期化の時間も課金されるように変更
  • (自分の環境の場合、2.574 % 実質値上げ)

公式ブログでの発表

  • 開始時期: 2025年8月1日から
  • 対象: すべてのLambdaで、初期化の時間を課金する
    • 影響がある一例: ZIP形式のLambda。展開とimportに時間がかかる
  • ユーザ影響: ほとんどのユーザへの影響はミニマル
  • 影響を確認するクエリの紹介

https://aws.amazon.com/jp/blogs/compute/aws-lambda-standardizes-billing-for-init-phase/

初期化フェーズのドキュメント

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lambda/latest/dg/lambda-runtime-environment.html

影響を調べてみる

上記の公式ブログに、CloudWatch Logs Insightsのクエリがあります。これまでのログを使って、今回の変更で課金対象になるサイズを調べます。

filter @type = "REPORT" and @billedDuration < (@duration + @initDuration) 
| stats sum((@memorySize/1000000/1024) * (@billedDuration/1000)) as BilledGBs, 
sum((@memorySize/1000000/1024) * ((ceil(@duration + @initDuration) - @billedDuration)/1000)) as UnbilledInitGBs, 
(UnbilledInitGBs/ (UnbilledInitGBs+BilledGBs)) as Ratio

結果

私の使い方だと 2.574 % 割増になる、ということのようです。
(ブログの例よりも値上げ幅大きい・・)

結果の表

BilledGBs UnbilledInitGBs Ratio
7354.4251 194.3409 0.02574

クエリ画面のキャプチャ

注意

CloudWatch Logs Insightで調べるとき、ログのサイズが意外に大きくて課金されないようにご注意ください。以下参考ブログです。
https://dev.classmethod.jp/articles/cloudwatch-logs-insights-scan-volume-cost/

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