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【.NET / C#】Visual Studio CodeでC#をサクッと動かす手順

2024/12/09に公開

C#をサクッと試したいときに、コンソールアプリケーションを作成する方法をまとめました。

(私は)手順を忘れがちなので、リファレンスとして。

.NET SDKのインストール

https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet

.NET のダウンロードで最新の.NET SDKをインストールします。

正しくインストールされたかを確認します。

$ dotnet --list-sdks
7.0.404 [/usr/local/share/dotnet/sdk]
# 今回インストール分
8.0.404 [/usr/local/share/dotnet/sdk]

$ dotnet --version
8.0.404

コンソールアプリケーションの作成

次にコンソールアプリケーションを作ります。

$ mkdir MyCSharpApp
$ cd MyCSharpApp

# コンソールアプリの作成
myCsharpApp $ dotnet new console
.NET 8.0 へようこそ!
---------------------
SDK バージョン: 8.0.404

テレメトリ
---------
.NET ツールは、エクスペリエンスの向上のために利用状況データを収集します。データは Microsoft によって収集され、コミュニティと共有されます。テレメトリをオプトアウトするには、好みのシェルを使用して、DOTNET_CLI_TELEMETRY_OPTOUT 環境変数を '1' または 'true' に設定できます。

.NET CLI ツールのテレメトリの詳細をご覧ください: https://aka.ms/dotnet-cli-telemetry

作成されたコンソールプロジェクトの内容

作成されたコンソールアプリの主要ファイルは以下のとおりです。

デフォルトでは、Hello, World!を出力する内容になっています。

Program.cs
// See https://aka.ms/new-console-template for more information
Console.WriteLine("Hello, World!");

このプロジェクトの設定ファイルです。

myCsharpApp.csproj
<Project Sdk="Microsoft.NET.Sdk">

  <PropertyGroup>
    <OutputType>Exe</OutputType>
    <TargetFramework>net8.0</TargetFramework>
    <ImplicitUsings>enable</ImplicitUsings>
    <Nullable>enable</Nullable>
  </PropertyGroup>

</Project>

objディレクトリ

上記ファイル以外に、objというディレクトリも作成されます。

objは、中間ファイルやビルドプロセスに必要な一時ファイルが保存される場所です。通常、このディレクトリの中身を直接操作することはありません。

binディレクトリ

binは、ビルド後に生成される出力ファイルを保存する場所です。具体的には、実行可能な.dllファイルなどが保存されます。dotnet new consoleでプロジェクトを初期化した時点では中身は空です。

ビルド&実行

プロジェクトをビルドして、実行します。

実行すると、Program.csに書いてあったとおり、Hello, World!が出力されます。

myCsharpApp $ dotnet build
  復元対象のプロジェクトを決定しています...
  復元対象のすべてのプロジェクトは最新です。
  myCsharpApp -> /Users/*****/projects/myCsharpApp/bin/Debug/net8.0/myCsharpApp.dll

ビルドに成功しました。
    0 個の警告
    0 エラー

経過時間 00:00:01.78

myCsharpApp $ dotnet run
Hello, World!

以上です。

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