大手サイトでも使われているPHPのフレームワークのSymfonyは簡単にインストールできる
Symfonyとは大手サイトでよく使われている
Symfony(シンフォニー)とはPHPを大企業などの大規模システムで使うWebフレームワークです。PHPとは2000年頃から、よくCGIで使われたPerlに代わり使われたWebスクリプトで、HTML作成のように簡単にWebサイトを作れるので、今も大手サイトなどで使われているプログラミング言語です。
PHPのフレームワークは、前回記事にしたLaravel(ララベル)が最も有名ですが、SymfonyもYahoo! Bookmarksや動画サイトのDailymotionなどで使われています。そもそもLaravelやその他のフレームワークでも、Symfonyのコンポーネントの一部が利用されています。
SymfonyのスポンサーはフランスのSensio Labsです。公式ドキュメントは英語ですが、Dailymotionからしてフランス語も少しは知っておいた方が良いのかな?と思いました。シンフォニーやコンポーザーというネーミングからして、フランスか音楽の都ウィーンのベートベーンのドイツ語っぽく、binはドイツ語のBe動詞ですし⋯
Symfonyのインストールは簡単
Symfonyのインストールは簡単です。数分で出来ました。まずは前回に説明したXAMPP(シャンプ)やComposer(コンポーザー)などをインストールをしてください。Laravelはインストールしなくても良いですが、需要が最も多いのと勉強になるのと簡単ですので、インストールした方が得です。
ネットで検索するとSymfonyをインストールせずに、Composerで動かそう方法もあるようですが、Symfonyの公式サイトからバイナリーデータをダウンロードし、自分のPCに設置する方法の方が、従来のPHPなどの他のプログラミング言語と似た方法なので分かりやすいと思います。
SymfonyはWindowsやMacやLinuxにインストールできます。今回はバイナリーデータを設置するだけの方法なので、Binaries(バイナリーズ)という項目の「amd64」(64ビットOS用)をクリックし、圧縮されたZIP書類をダウンロードします。386とは2000年代頃までの32ビットOSな古いPCであり、今はamd64ですが、amd64が改称されたx64という名称が、今は普通に普及です。
環境変数よりもシェルで操作した方が簡単では?
ダウンロードしたらZIP書類を展開し、適当な所(例)「C:\usr\local\bin\symfony\symfony-cli_windows_amd64」に設置します。そして環境変数の設定で「C:\usr\local\bin\symfony\symfony-cli_windows_amd64」を追加します。
symfonyがインストールできたか確認するには、下記のコマンドを打ちますが、プロジェクトを作ったり起動する時のコマンドでも確認が出来て、このくらいのコマンドしか使わないのが、多くのプログラミング言語やフレームワークのパターンです。
$ symfony
常用するのは起動などだけなので、コマンド入力よりもシェル化の方が楽だと思います。最初はインストールや設定で、かえって多くの知識が必要という、これが初心者がプログラミングは難しいと思ってしまう原因だと思います。
今はボタンを押すだけで外部のサーバーにデプロイ(設置)できるサービスもあります。しかし高度な大規模システムなどになると、この記事のようなローカルホスト(自分のPC)に全部をインストールし、難しい開発ワークとなってしいます。ただしこの難しい開発ワークが出来るスキルこそニーズがあります。
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