UI/UXデザイナー求人案件でスキル要求が多いクラウド・デザインツール「Figma」を始めて使った感想と他のアプリなどとの比較考察
常にプレゼンしないと利益にはならない
上記のフローチャートは私の公式サイトの進行図です。「公式サイトは作った方が良い」と投資で有名なインフルエンサーも言っていました。これは自己PRのみでなく、顧客の公式サイト「会社案内ホームページ」(&紙の会社案内を作成してという利益拡大)も作れるPRにもなります。集客するには多少の無料特典などのプレゼントも必要です。現代は競争も激しいので営業トークだけでは無理です。
顧客には分かりやすい説明をしないと発注さえしてくれない
顧客にいくら優れた技術を自分が使用できると言っても、その技術が何なのか顧客になる一般人は分かりません。ただし新しいので格好が良いなどという印象があるので、宣伝として少し使うのなら別です。しかしアプリ販売の場合は、絵だけでなくフローをプレゼンテーションで説明する必要もあります。ここで使えるのはFigmaです。
Figmaは多くの派遣などの求人案件でニーズがある
最近はFigmaというツールが注目され始めています。派遣などの求人広告をみると、UI/UXデザイナーですと「イラストレーター・フォトショップ・Figmaを使える方募集」という案件が多いです。これはWebサイト構成がレイアウトできて、写真編集・イラスト・アイコン・バナー広告・背景作成などと、プログラミング以外は出来るということになると思います。
Figmaで早く作成は出来る
上記の図は2022年7月20日にFigmaに登録して、翌日の約1時間ほどで作成したフローチャートです。左の名刺と写真とロゴマークなどは既に作成やネットにあった物ですが検索時間も含まれているので、それなりに早く作成できました。
Figmaは無料でシェア使用できる
最近のソフトウエアというのは、昔と違って大半が無料で使用できるようになりました。しかし多くはスタンドアロンという自分のPCなどにインストールなので、シェアという他の人と共有はしづらいです。「しづらい」というのはメール添付などで送れば良いのですが、数秒などの短時間で直接的なシェアは出来ないということです。
Figmaはイラストレーター・フォトショップほど正確に描画できない?
例えばFigmaで上図の右の名刺のような長方形を、数値で描画する機能が見当たりません。また右の名刺をPNG書類などでエクスポートすると、印刷機の写真がギザギザな物凄い低画質になり、使い物になりませんでした。ただしスクショ(スクリーンショット)という画面複写をすれば使えますが⋯
FigmaはDevOpsの開発者ではなく運用者向け?
顧客に「FigmaでWebサイトのワイヤーフレームを作って」と言われたら、私の場合ですと簡単ですので作っても良いですが、それよりは顧客にFigmaで作って欲しいWebサイトの原案を作っていただいた後に、すぐに実物に近いフレームワークをインストールした方が早いかと思います。
Figmaお勧めの使用方法は電話オペレーターがメモ代わりに使う
DevOpsの開発者はプログラマーやデザイナーであり、運用者とはそれ以外の顧客やサポートセンターの電話オペレーターや総務や受付などです。特に一番タイムリーに情報が集まるのは電話オペレーターです。これを電子メールや通話アプリなどだと難しいかもしれません。
Figmaは英語のみで日本語版が無い?
ただしFigmaは英語のみですので、運用者となると英語を読めるのか不明です。プログラマーですとプログラミング言語は実質、更に最新技術も英語ばかりです。
無料のデザインソフトや他にもクラウドサービスもありそう
無料のデザインソフトでインクスケープというイラストレーター代わりになるドローイングソフトがあります。
エクスポート機能は多くのソフトでうまく出力が出来ない
インクスケープは印刷物であるPDF書類も作成しやすくはありますが、なぜかコンビニのネットプリントでエラーになり、これはフォトショップの代わりになるGIMPという写真編集ソフトで、インクスケープでPDFで保存した書類を開いて、別途PDFでエクスポートするとコンビニでもプリントもできます。
Figmaはラフ企画や打ち合わせ程度なら良いかもしれない
ラフ企画とは私が作った造語ですが、ラフスケッチという、大まかなアイディア出し程度ということです。また開発者と運用者のMTG(ミーティング)で使用も良いかもしれません。
最終結論は自社でクラウドサイトを作ると安全です
結論は結局これです。そもそも2000年頃でさえ無料のPHP製のグループウエアが存在しました。また電子メールのサーバーも自社内ですので、個人情報の流出の危険は減ります。クラウドは他者預かりであり、しかも無料やよく知らない外国の会社です。
例外としてスキルを見せるという点での使用
いくら上記のように力説しても、「この人は出来ないんだな⋯」と思われたら終わりです。これは多くの最新技術を少しづつ要点のみ、かじっておいた方が良いです。ただしのめり込んで他のクラウドですが、チャットのチャンネルを作ったりしても、アクセス数の少なさも考慮した方が良いです。
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