スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップを読んだ感想
この本を読んだ感想とメモを書いていきます。
第1章 全体像
感想
マネージメントの仕事に関わらないで、キャリアップする役職、スタッフエンジニアが気になってこの本を読み始めた。スタッフエンジニアは、いくつかの種類に分けることができ、その中でもアジャイル開発と相性の良いテックリードになる人の割合が多いらしい
スタッフエンジニアの4タイプ
- テックリード
- 右腕
- アーキテクト
- ソルバー
第2章 スタッフとしての役割
何が書かれているか
スタッフエンジニアに求められる能力を8つの観点から説明してる章。どうやったらこれらの能力がつけることができるか各観点ごとに細かく書かれてる。
読み返したいタイミング
あげられてた8つの能力を向上したいと思った時。スタッフエンジニアでなくても、この能力をあげたいと思った時に参考になりそう。
以下、8つの能力
- 重要なことに力を注ぐ
- エンジニアリング戦略を立てる
- 技術品質を管理する
- 権威と歩調を合わせる
- リードするには従うことも必要
- 絶対に間違えない方法を学ぶ
- 他人のスペース(余地)を設ける
- ネットワークを築く
感想
スタッフエンジニアに求められてる能力とその能力がどうやったらブラッシュアップされるか書かれていて勉強になった。8つの能力は決してスタッフエンジニアだけに求められるものではなく、部分的にどの役職のエンジニアにも求められる能力だと思う。例えば、エンジニアリングの戦略で、ドキュメント書き方が説明されていたり、技術品質を管理するで、どんなステップを踏んで品質を向上させていくかが書かれていたりする。他にも経営幹部とのコミュニケーションの取り方や他にも優れた文章の構成のフォーマット(SCQA)について説明がああり、これらの知識が必要になったときこの章を読み直すととても勉強になりそうだと思った。
第3章 スタッフプラスの肩書を得る
何が書かれているか
どうすればスタッフエンジニアになれるかが書かれた章。いくつかの観点でスタッフエンジニアになるためのアプローチが解説されてる。
読み返したいタイミング
スタッフエンジニアに限らず、組織内で次のステップにキャリアップしたいと思った時
感想
この章は、どうすればスタッフエンジニアになれるかについていろいろと書かれているが、スタッフエンジニアに限らず、昇進や次のキャリアに進むときのアプローチとしても参考になることが多い内容だった。プロモーションバケットの書き方やスポンサー(上司)とのコミュニケーションの取り方、重要な部屋のアクセスするために必要なことなど、汎用的に使えそうな内容も多く、勉強になった。
第4章 転職を決断する
何が書かれているか
基本的にスタッフエンジニアは一つの組織に長くいてそこで昇進しスタッフエンジニアになるケースが多いが、新しい会社に移ったタイミングでスタッフエンジニアになれる場合もある。この章では、転職したタイミングでスタッフエンジニアになるためのアプローチについて書かれてる。
読み返したいタイミング
転職したいと思った時
感想
この章はスタッフエンジニア向けの記述が多かったけど、汎用的な内容もあったので、転職したくなったら改めて読んでも参考になりそう。オファーの交渉で、交渉の閾値というのがあるのは知らなかったので、勉強になった。