トルコ語の面白さについて
初投稿でいきなりニッチな話題から始めるとは思わなかった。
でも面白いので書こうと思う。
で、何が面白いのか。
文法が素晴らしい
これまた唐突でよくわからないと思うが、とにかく文法が論理的で美しいのである。
あれはこういう表現だから、これはこんな表現になるだろう、という類推が、本当に
見事に当てはまるのである(別に自慢をしたいとかでなく多分だれでもできる)。
よくハングル文字からなる朝鮮語は世界一論理的な言語と韓国人が誇っているが、そんなレベルではない。(ちなみにハングルの導入は漢字の由来をぶち壊すので、文がまともに読めなくなるというクソみたいな弊害も発生している)
本当にわかりやすい
例えば、「私は学生ですか?」という文は、トルコ語だと、
Ben öğrenci miyim?
である。では、「あなたは学生ですか?」という文は、どうなるだろうか?
Siz öğrenci misiniz?
である。わかるだろうか?
語幹が規則的に変化する
一人称の場合はmiyim、二人称の場合はmisinizという風に、語尾の文字列を変化させるだけで人称変化を表すことができる!
また、母音も共通しているのがお分かりだろうか(どちらもi~~という表現)。
このように、言葉と言葉のつながり、格変化等がとても論理的に定まるのである。
もちろん現在形だけでなく、過去形、未来形、その他様々な表現においても本当に規則正しい。
他の言語と比べるとより顕著である
英語を考えてみよう。英語のbe動詞の人称変化は、am,are,is, である。
全然違う!!!
なんでasやなくてisやねん!て突っ込みたくなるような変形。
スペイン語も見てみようか。
スペイン語のbe動詞であるserの人称変化は、
soy,eres,esである。
なんでeoyやないねん!
とまあ、こんな風に、英語やスペイン語で論理的な変化もクソもない暗記ゲーと化していた言語学習において、トルコ語の文法的美しさは際立つのである。
なお、筆者もまだまだ学習中なので、そんな気前の良い知識を披露することもできないが。
最後に
というわけで、トルコ語の面白さについてのちょびっと感想でした。今後もこんな小ネタをちょこちょこ投稿してきたいと思いますーー。では。
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