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ServiceNowのアップグレードのときに自動でインストールされたStoreアプリケーションの見つけ方

2024/05/02に公開

発端

先日UtahからWashingtonDCへアップグレードしてみると「Flowの編集でDnDができない!」という事象が発生しました。
Now Supportに問い合わせると「Flow Designer - Designerが古いので最新にしてね」という回答が。

しかしインスタンスを見ると更新が来ていない!!!

Storeからインストールしたアプリケーションを本番環境で更新をするためにはStoreでOpt-inやGetをしなければならないです。
しかしアップグレード時に自動でインストールされたアプリケーションはStoreでOpt-inもGetもされないため、更新を取得することができない。

これは問題です(仕様バグでは?という気持ちが強い)

ではインスタンスのアップグレード時に自動でインストールされたStoreアプリケーションはどのように見つけることができるのか。
自分なりに調べた結果を書き残してみます。

前提

  • アップグレードは開発環境/テスト環境 -> 本番環境の順で実施しています
  • アプリケーションの更新対象は本番インスタンスで確認しています
    • 開発環境でStoreから「検証のため試しにアプリケーションをインストールしてみる」なども実施するため本番では未インストールの場合がある
      • 本番へインストールしていないアプリケーションの更新に工数を取られたくないので、本番未使用の場合には更新対象外にしているケースもある
    • アップグレード時期のズレによりアプリケーションやPluginのバージョンがずれる可能性がある
      • 開発環境をアップグレードしたときには更新が来ていないが、本番環境をアップグレードしたタイミングで更新が来ているなど

確認方法

  1. Upgrade Monitorを表示

    • Application Upgrade Statusを見ます
  2. Application Upgrade StatusのTotalを表示

    • UpgradeされたアプリケーションとInsertされたアプリケーションはDispositionで判別可能
  3. フィルタします

    • Store Appだけに絞り込む
      • applicationis_store_app というBool値があるので True でフィルタできます

これでアップグレード時にインストールされたStoreアプリケーションを一覧することができました

Upgrade Monitorも進化しているのでちゃんとキャッチアップしなければなあ。と思った回でした。

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