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【Resend】お名前.comで独自ドメイン設定！DNS設定から認証完了まで20分で完了したやり方

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お名前.com
resnd
tech

はじめに

Resendでメール送信を行っている際、デフォルトの@resend.devドメインでは自分のメールアドレスにしか送信できない制限があります。本格運用するには独自ドメインの設定が必要です。

今回、お名前.comで取得したドメインを使ってResendの独自ドメイン設定を行ったところ、わずか20分で認証完了できました。その手順を詳しく解説します。

前提条件

  • Resendアカウント取得済み
  • お名前.comでドメイン取得済み
  • 基本的なDNS知識（MX、TXTレコードなど）

1. Resendでのドメイン追加

Step 1: ドメイン追加画面へ

  1. https://resend.com/domains にアクセス
  2. 「Add Domain」ボタンをクリック

Step 2: ドメインの設定

今回はメインドメインで設定を行いました：
✅ example.com（メインドメイン）

Step 3: DNSレコード情報の取得

ドメイン追加後、Resendが以下のようなDNSレコード情報を表示します：

MX Record:
Host: example.com
Value: feedback-smtp.resend.com
Priority: 10

TXT Records:

  1. SPF Record
    Host: example.com
    Value: v=spf1 include:spf.resend.com ~all

  2. DKIM Record
    Host: resend._domainkey.example.com
    Value: k=rsa; p=MIGfMA0GCSqGSIb3DQEB.......................

  3. DMARC Record (Optional)
    Host: _dmarc.example.com
    Value: v=DMARC1; p=none;

2. お名前.comでのDNS設定

Step 1: お名前.com Naviにログイン

  1. https://www.onamae.com/navi/ にアクセス
  2. ログイン後、対象ドメインを選択

Step 2: DNS設定画面へ移動

  1. 「ネームサーバー/DNS」→「ドメインDNS設定」
  2. 対象ドメインの「ドメインDNS」をクリック
  3. 「DNS設定/転送設定 - 機能一覧」画面→「DNSレコード設定」→「レコード追加」

Step 3: DNSレコードの追加

🔧 MXレコードの追加
ホスト名: send
TYPE: MX
VALUE: feedback-smtp.ap-northeast-1.amazonses.com
優先度: 10
TTL: 3600（デフォルト）

🔧 SPFレコードの追加（TXT）
ホスト名: send
TYPE: TXT
VALUE: v=spf1 include:amazonses.com ~all
TTL: 3600（デフォルト）

🔧 DKIMレコードの追加（TXT）
ホスト名: resend._domainkey
TYPE: TXT
VALUE: k=rsa; p=MIGfMA0......................................
※ Resendが提供する長い文字列をそのままコピー
TTL: 3600（デフォルト）

🔧 DMARCレコードの追加（TXT）※推奨
ホスト名: _dmarc
TYPE: TXT
VALUE: v=DMARC1; p=none;
TTL: 3600（デフォルト）

📝 お名前.com特有の注意点

  1. ホスト名の記載方法
  • メインドメインの場合は空欄または@を入力
  • サブドメインの場合はresend._domainkeyのようにサブドメイン部分のみ入力
  1. VALUE欄の文字数制限
  • DKIMレコードは文字数が多いため、確実にコピー＆ペースト
  • 改行や余計なスペースが入らないよう注意
  1. 設定の確認
  • 入力後、「確認画面へ進む」で内容を再確認
  • 特にTYPEとVALUEの組み合わせをチェック

3. 認証プロセスと完了確認

Step 1: Resendでの認証開始

DNS設定完了後、Resend画面に戻って：

  1. 「Verify Domain」ボタンをクリック
  2. 認証プロセスが開始される

Step 2: 認証完了の確認

  • 通常は数分〜数時間で完了
  • 今回の場合は約20分で「Verified」ステータスに変更

スクリーンショット例
すべてのDNSレコードが「Verified」になれば設定完了

Step 3: 動作確認用コマンド

設定が正しく反映されているかコマンドで確認：

MXレコードの確認

nslookup -type=MX example.com

SPFレコードの確認

nslookup -type=TXT example.com

DKIMレコードの確認

nslookup -type=TXT resend._domainkey.example.com

4. コードでの実装

環境変数の設定

.env.local

RESEND_API_KEY=re_xxxxxxxxxxxxxxxxxx
EMAIL_FROM_DOMAIN=example.com
EMAIL_FROM_NAME=Your App Name

送信コードの更新

sendEmail.ts
import { Resend } from 'resend'

const resend = new Resend(process.env.RESEND_API_KEY)

export const sendEmail = async (
  subject: string,
  html: string,
  to: string
) => {
  const response = await resend.emails.send({
    from: `${process.env.EMAIL_FROM_NAME} <noreply@${process.env.EMAIL_FROM_DOMAIN}>`,
    // 実際の例: "Your App Name <noreply@example.com>"
    to: [to],
    subject,
    html,
  })

  return response
}

まとめ

お名前.comでのResend独自ドメイン設定は、正しい手順で行えば20分程度で完了します。

成功のポイント

  • ✅ 正確なDNS設定: Resendが提供する値をそのまま使用
  • ✅ お名前.com特有の仕様理解: ホスト名の入力方法など
  • ✅ patience: DNS伝播には時間がかかる場合がある

設定後の効果

  • 独自ドメインでプロフェッショナルな印象
  • メール到達率の向上
  • ブランディングの強化

これで@resend.devから卒業し、独自ドメインでのメール送信が可能になります！

参考リンク

設定でお困りの点があれば、コメントでお聞かせください！

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