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asdfを使ってScalaの開発環境を構築する手順 (Mac / IntelliJ)

2021/03/07に公開

Homebrewでsbtを利用する際、エラーが発生するケースがありました。
そのため、他言語のバージョン管理を一元管理する目的も兼ねて、asdfを導入することにしました。

asdfのインストール方法は公式サイト から。
個人的にはGitがオススメです。

Java(JDK)

pluginを追加します。

asdf plugin-add java https://github.com/halcyon/asdf-java.git

インストール可能なバージョンを表示します。

asdf list-all java

2021年3月現在、Scala公式でも推奨されているJava8をインストールします。
表示されるバージョンがたくさんありますが、特に理由がなければadoptopenjdk-8.x.xと書いてあるものがオススメです。

参考:JDK対応表

asdf install java adoptopenjdk-8.0.282+8
asdf global java adoptopenjdk-8.0.282+8

続いて、環境変数を設定します。
JAVA_HOMEに書いてある通り、~/.bash_profileに下記を追加します。
(他のシェルを使っている場合はリンク先参照)

. ~/.asdf/plugins/java/set-java-home.bash

ターミナルを再起動します。

java -version

と叩いて、バージョンが表示されればOKです。

IntelliJ IDEAにJDKを認識させる

File -> Project Structure -> ProjectからJDKを選択します。
フォルダを指定する際に~/.asdf/installs/java/adoptopenjdk-8.0.282+8を指定すればOKです。
(Command + Shift + . で隠しフォルダが表示されます)

sbt

pluginを追加します。

asdf plugin-add sbt

最新のバージョンを確認します。今回は1.4.7をインストールします。

asdf list-all sbt
asdf install sbt 1.4.7
asdf global sbt 1.4.7

こちらも、バージョンが表示されればOKです。

sbt --version

参考

他のpluginを追加したい場合は、下記の一覧をご確認ください。
https://github.com/asdf-vm/asdf-plugins

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