AIを用いたwebアプリ開発の会社を設立する話
近々、AIを用いたwebアプリ開発の会社を、僕1人のマイクロ法人として設立する予定です。
法人を設立するにあたって、自分自身が考えていることや、今まで努力してきたこと、今後やっていくことなどをこの記事にまとめておきます。誰かの参考になれば嬉しいです。(ちなみに初めてzennで執筆します。)
なぜAIを用いたwebアプリ開発の会社を作るのか?
そもそもなぜ僕がAIを用いたwebアプリ開発の会社を設立しようと思ったかというと、これが自分自身が社会に対して最も価値提供できる領域だと考えたからです。
僕は今までに興味の向くままに色々なことを勉強してきましたが、それは大きく分けると
- webアプリ
- AI
- ビジネス
の3分野であることにある時ふと気づきました。
今まではこれら3つの領域を全て掛け合わせた仕事ができておらず、自分の中で持っている力を持て余している感覚がありました。
ちなみに、僕が過去にどんな仕事をしていたかというと、
- webアプリ開発
- AI分野の講師
- プログラミングスクールの起業
といった感じです。なので、上記の3つの領域のうち2つくらいはかけ合わさっているけど、3つ全てを組み合わせた仕事というのがなかなかできていなかったわけですね。AIを用いたwebアプリ開発の会社を設立すれば、自分のやりたいことができるし、AIをシステムに組み込みたいという需要がこれから各地で高まっていくのも確実なので、法人設立に踏み切りました。
過去に勉強してきたこと一覧
次に、僕が過去に勉強してきたことの一覧をまとめておきます。
AI
-
Python
- 社会人になってから最初にしっかり勉強した言語はPython
- AI分野をやるなら必須
- コードを書くときだけでなく、ドキュメントのキャッチアップにも役立っている
-
ディープラーニング
- モデルの学習→評価→チューニングの一連の流れを知ることができてよかった
- keras, tensorflow, pytorchなど色々触った
- 結局は既存のモデルをそのまま使ったりファインチューニングするのが手っ取り早い
web
-
Django
- バックエンドのwebフレームワークとして最初に触ったのはDjango
- Djangoを通してバックエンドの仕組みを知れた
- 最近ではFastAPIを使うことが多い
-
Nuxt
- フロントエンドが自分の一番得意な領域
- Vueに慣れているのでフロントの開発するときは基本これ
- 本音で言えばNext.jsをやりたい
-
TypeScript
- 少しずつ型パズルに慣れてきたよ
- 静的解析でバグが事前に減らせるのありがたい
- でもやっぱりPythonの方が書きやすいんだよなーっていう気持ち
-
Firebase
- 個人開発する時やプロトタイプを作りたい時にサクッと作れて便利
- 業務では使ったことないので、今後使う機会があれば使いたい
ビジネス
-
プログラミングスクールの起業
- 個人事業主として過去に起業した
- オフラインビジネスがいかに非効率かを学んだ
- とにかく全部自分でやったのでめちゃくちゃ大変だった
- まあでもビジネス全体を自分でやってみる良い経験になった
-
ベンチャー企業でのSaaS開発
- SaaSビジネスを立ち上げるときの失敗例を学べた
- ビジネスはマーケティングとプロダクトの両輪が重要だと実感した
-
ブログ
- 過去に100記事くらい書いたよ
- 個人ブログでの発信を通して、webマーケティングを一通り学ぶことができた
- 他者へわかりやすく物事を伝えるのが上手になった
- ブログがきっかけでマーケティング関連の本もいっぱい読むようになった
最近勉強していること一覧
- OpenAI
- RAGやファインチューニングを使ってどういうサービスができるのかを最近考えている
- function callingの機能が導入されてから使いやすくなった
- soraでtext to videoやりたい(お金かかりそう)
- LangChain
- PythonでもTypeScriptでも書けるので、自分のスキルセットと相性が良い
- まだまだ発展途上のライブラリといった感じでこれからもウォッチしていく予定
- 破壊的変更が現状だと割と多い。。
- LangSmithなどのテストツールも使いこなせるようにならないといけない
- Azure OpenAI Service
- まだ個人利用できないのが残念
- AIを用いたシステム開発をする上で、Azureの知識は必須になりそう
- とりあえず簡単なチャットボットとかを本番デプロイすることから始めたい
- FastAPI
- OpenAPIのドキュメントが自動で作成されるのがとても便利
- Pydanticが使えるので型定義もできて嬉しい
- バックエンドのAPIからAIモデルを呼び出す時にはFastAPIでエンドポイントを提供するのが便利
とまあこんな感じで、AIを用いたwebアプリを開発するためには勉強しないといけないことが山ほどありますが、楽しみながら成長していけたらと思っています。
今後やっていくこと
今後はまず以下をやっていきたいと考えています。
- 今いるベンチャー企業でwebアプリ開発のスキルをもっと磨く
- LangChainとAzure OpenAI Serviceを実際に使ってみて、本番でAIを用いたシステムを開発・運用できるレベルに達する
- AIを用いたシステムの案件の話があれば、法人として業務委託契約し、仕事を受注して実績を積んでいく
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