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.NETのインストール方法
.NETのインストール方法とよくあるトラブルシューティング
この記事では、Windows、macOS、Linuxの各OS環境で.NETをインストールする手順を説明します。
1. 必要条件
Windowsの場合
- Windows 10 バージョン1703以降
- 管理者権限のあるユーザーアカウント
macOSの場合
- macOS 10.15以降
- Homebrewがインストール済みであることを推奨
Linuxの場合
- 各ディストリビューション(Ubuntu、CentOSなど)に応じた準備
-
curl
またはwget
が使用可能であること
2. .NETのインストール手順
Windows
- Microsoft公式サイトにアクセスします。
- 最新の.NETランタイムまたはSDKをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラー(.exeファイル)をダブルクリックして実行します。
- インストールウィザードの指示に従ってインストールを完了します。
- インストール後、コマンドプロンプトを開いて以下を実行し、インストールが成功したか確認します。
dotnet --version
macOS
- ターミナルを開きます。
- Homebrewを使ってインストールする場合、以下のコマンドを実行します。
brew install --cask dotnet
- 必要に応じてPATHを更新します。
export PATH=$PATH:/usr/local/share/dotnet
- インストールが成功したかを確認するため、以下を実行します。
dotnet --version
- ターミナルを開いたらPATHを設定するように、
~/.zshrc
または~/.bashrc
にexport PATH=$PATH:/usr/local/share/dotnet
の内容を追記します。
Linux
各ディストリビューションに応じたインストール手順を以下に示します。
Ubuntu
- 以下のコマンドを順に実行します。
sudo apt update sudo apt install -y dotnet-sdk-7.0
- インストールが成功したかを確認します。
dotnet --version
CentOS
- 以下のコマンドを順に実行します。
sudo yum update sudo yum install -y dotnet-sdk-7.0
- 以下でインストールを確認します。
dotnet --version
3. よくある問題とそのトラブルシューティング
"dotnet"が認識されないエラー
Windowsの場合
- コマンドプロンプトを開き、以下を実行し、PATHが正しく設定されているか確認してください。上記コマンドで出力されるPATHに
echo %PATH%
C:\Program Files\dotnet
が含まれているか確認してください。 - 含まれていない場合、以下の手順で追加します。
- スタートメニューで「環境変数」を検索し、「システム環境変数の編集」を選択します。
- 「環境変数」ウィンドウで、システム変数から
Path
を選択して「編集」をクリックします。
- 新しい行に
C:\Program Files\dotnet
を追加して「OK」をクリックします。
- スタートメニューで「環境変数」を検索し、「システム環境変数の編集」を選択します。
macOSの場合
- ターミナルで以下を実行します。出力結果に
echo $PATH
/usr/local/share/dotnet
が含まれているか確認します。 - 含まれていない場合、以下を実行して追加します。
echo 'export PATH=$PATH:/usr/local/share/dotnet' >> ~/.zshrc source ~/.zshrc
Linuxの場合
- ターミナルで以下を実行します。出力結果に
echo $PATH
/usr/share/dotnet
(またはインストール場所)が含まれているか確認します。 - 含まれていない場合、以下を実行して追加します。
echo 'export PATH=$PATH:/usr/share/dotnet' >> ~/.bashrc source ~/.bashrc
-
インストールエラーが発生する
- 管理者権限で再試行してください。
- 公式ドキュメントの手順を見直してください。
公式リソース
これで、.NETのインストール手順の説明は終了です。問題が解決しない場合は、公式フォーラムやコミュニティでのサポートを検討してください。
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