考える技術・書く技術を読みました。
開始 6月20日 20:46
終了 6月20日 23:30
考える技術・書く技術を読みましたので、備忘録的に残します。内容に誤りがあろうかと思いますが、すみません。
導入
提案書を書くにあたり、本書籍を紹介されたので読みました。
原因の探し方、提案する為のデータ収集方、提案書の書き方までを一通り網羅していました。
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P.i)わかりやすい文章はピラミッド構造(縦方向:トップダウンとボトムアップ,横方向)で考えが単純に関連づいている。
- インデントを使えと言っているのは、ここに関係してくるのかもしれない。
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P.41)結論を書き、大項目だけで内容がわかるようにする。
- 要領を得ない文を書いてしまうことがある。
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P.42)いったん書くはダメ。トップダウンに書く。
- 『状況→複雑化→疑問』いきなり疑問に飛ばない。
- 頭の中で、勝手に試行して考察をいきなり語りがち。状況を端的に話すところが重要と理解。なお考えるときは主題(疑問)から
- 『状況→複雑化→疑問』いきなり疑問に飛ばない。
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P.97)演繹法(えんえきほう)と帰納法
- 演繹法:○○である→それゆえに○○だと1本でロジックがつながる。
- 帰納法:主題が頂点にある。ピラミッド構造
- Aは侵略されてる
- 国境にCがいる
- 国境にDがいる- どちらにせよ、聞き手は主題(頂点を知りたい)ので、結論ファーストで会話する必要がある。
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MECE:もれなくだぶりなく。必要な要素をもれなくカバーしないとね
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ロジックツリーとは: 階層を揃える・広がるほど抽象度を下げ具体に・MECEの思考を意識
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切りがないので、いきなりデータ収集をしない
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P.195,214)データ収集はいきなりやらない。(切りがない。収集後にピラミッド化する工程も無駄)
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事前に原因分析をロジックツリーやフローチャートを使用し構造化する。
- 電子機器工場を例に考える。下記の原因を検討した際、Yes、Noを答えられるか?
答えられないということは、情報が足りてないので、ここでようやく、データ収集となる。
・仕入れ:材料を高く仕入れてないか
・生産能力:需要予測に対し十分な能力があるか
- 電子機器工場を例に考える。下記の原因を検討した際、Yes、Noを答えられるか?
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ピラミッド構造は、下記のとおり。これは粒度が重要。いきなり、具体例から話しても、どういうお題の話をしてるかわからないから聞く体制にならない。抽象的な大枠から話す。
- 【結論】-なんで?
- 【理由1】-具体的には?
- 【理由2】
- 【具体例1】
- 【具体例2】
- 【結論】-なんで?
まとめ
考える技術:
データ収集はいきなり始めずに、どんな原因があるか構造的分析。(ロジックツリーなど)
原因対し、Yes・Noで答えられない場合はデータ不足なので、答えられるように、データ収集。
ここで得られたデータは、主題に対しての闇雲にデータを集めるより遥かに、ピラミッドを組み立てるのが楽になります。
書く技術:
まずは、ピラミッド構造でトップダウンに書きだす(ボトムアップの場合もある)。書けたら、『状況→複雑化→疑問』の順番で記載。いきなり新しい疑問へ飛ばないこと
Discussion