📱
AndroidのLinux開発環境(試験運用版)でRustを実行してみる
0.なんかAndroidにLinux開発環境が降ってきたらしい
へ〜!
リリースを確認。ほんとだ。おもしろそー
じゃあやってみよ!ということで、以下、ただそれだけのメモです。仕様機材はpixel8a。
1. [お試し]Androidの準備
- AndroidをAndroid 15にアップデート
-
開発者オプションに追加された「Linux開発環境」をタップし、「(試験運用版)AndroidでLinuxターミナルを実行する」を有効化
-
通常のアプリ一覧に「ターミナル」が表示されたのを確認する。
2. [お試し]必要なアプリケーションのインストール
「ターミナル」を起動すると、bashが開く。OSはDebian 6.1.128-1 (2025-02-07) aarch64だった。
必要なアプリケーションをそれぞれインストールして、SHELLを再起動する。
$ curl --proto '=https' --tlsv1.2 https://sh.rustup.rs -sSf | sh
$ sudo apt install -y build-essential
$ exec SHELL -1
- build-essentialがないとコンパイルに失敗する。
- SHELLを再起動しないと環境変数が使えない。
- 設定ファイルは「HOME/droid」っていうディレクトリの配下に配置されるみたい?このディレクトリ構造の外に手作業で何かしていいかは試してない。なんか変に壊れたら嫌だし……。
3. [お試し]ディレクトリの作成とアプリの実行
あとは普通にプロジェクトを作ってあげる。
$ mkdir dev
$ cd dev
$ cargo new hello
$ cd hello
$ cargo run
普通に動いた!
4. [お試し]テキストエディタ
ちなみに次のテキストエディタは最初から入っている。コードの編集も簡単にできた。
- vi
- vim
- nano
5.感想
結構簡単でした。でも流石にソフトフェアキーボードだと打ちにくいし、コピペとかもやりにくかったし、使えたからなんだと言われると分からないけど。pixelがデスクトップモードに対応してくれたらなあ(まだ対応してないっぽい)。まだ試してないけどgitとかはどうなんだろう。
Discussion