Keyball39 テスト用のファームウェアでの動作確認時の注意点
はじめに
この記事では、Keyball39 テスト用のファームウェアでの動作確認時に、私がハマった点についてメモを残します。
注意点
今回私がハマった点を最初に記載します。テスト用のファームウェアでは、Remap は使用できません。
何故ハマったのか
すべてのキーが反応することを試したい
ビルドガイドの「3-7.ProMicroの書き込みと動作確認」には、下記のような記載があります。
「すべてのキーを試す必要はまだありません。」と記載はありますが、私は、この時点で、すべてのキーが反応することを試したくなりました。
書き込みが完了したら下写真のようにキースイッチのパッドをピンセットでショートして動作確認します。テキストエディタに文字が入力されることを確認します。キーボードの左右が反転している場合がありますが、現状は問題ありません。ひとまず何かしらの文字が入力されてProMicroが動作しているかだけご確認ください。すべてのキーを試す必要はまだありません。 早い段階で動作確認をすることで問題の切り分けが楽になります。
いくつかのキーが反応しない
実際に確認しようとしたところ、いくつかのキーが反応しない(キーを押下してもエディタに文字が入力されない)ことが分かりました。
そこで、テスト用ファームウェアにより割り当てられたキーが、アルファベット以外のキーであることを疑い、全てのキーをアルファベットに割り当てるために、Remap を使用することを試みました。
Remap も反応しなくなる
しかし、テスト用ファームウェア書き込み時には Remap に認識されていた Keyball39 が、何故か Remap に認識されなくなってしまいました。
キーが反応しないだけではなく、Remap にも認識されなくなってしまったかと思ったのですが、注意点の欄に記載したように、テスト用のファームウェアでは、Remap は使用できないことが、Yowkees さんのコメントから分かりました。
先に正規ファームウェアの書き込みを実施
そのため、先に正規ファームウェアの書き込みを実施してから、Remap を使用しました。これにより、すべてのキーボードが反応することを事前に確かめることができました。
おわりに
これから Keyball39 を組み立てようとするかたの参考になれば幸いです。
おまけ
事前にすべてのキーボードが反応することを確かめたのですが、Keyball39 の組み立て完了後に動作確認してみると、1つのキーだけ反応しないことが分かりました。
事前に確認できたのに何故と思いましたが、調べてみると、キースイッチの足が折れていることを疑いましょうと記載してくださっている記事がいくつかあることが分かり、実際に私もこちらのパターンでした。
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