なぜ素の JS のことを Vanilla と呼ぶのか調べてみた
何のライブラリもフレームワークも使わないで JS を書くことを Vanilla JS と呼びます。
Vanilla JS is a fast, lightweight, cross-platform framework
for building incredible, powerful JavaScript applications.
と謳うジョークサイトもあるほどに定着しています。
しかし、一体なぜ "Vanilla" と呼ぶのか気になったことはありませんか?
私は気になりました、ので調べてみました!
Vanilla とは
バニラとは、コンピュータソフトウェア、まれにコンピュータのハードウェアまたはアルゴリズムなどで、改変・改修・カスタマイズなどが一切行われていない、提供された状態のまま(原型を留めたままの状態)を指す[1]。
バニラという表現は、業界でもデ・ファクト・スタンダードとして標準的に企業や個人で広く利用されている。語源は、アイスクリームの標準的な風味であるバニラ味からきている[2]。エリック・レイモンドのジャーゴンファイルによると、バニラは "default" (デフォルト)よりは "ordinary" (普通の・平凡な)の意に近いとしている[3]。
らしいです。"業界でもデ・ファクト・スタンダードとして標準的に企業や個人で広く利用されている" はほんまか?と思いましたが、まあ私が知らないだけでそうなんでしょう。
JS 関係なくソフトウェア開発の世界で Vanilla という表現があったみたいですね。
なぜ JS 界隈で定着したのか
これは私の推測ですが、JS という言語は素のままで書かれることが少ない言語です。
React や Vue などで書くこともあれば、TS などの Alt JS を使うことも今では当たり前になってきています。
このため、むしろ素の JS で書くことが少ないことから対比のために Vanilla という呼び方が定着したのではないでしょうか。
querySelector 登場によって jQuery 使わんくてええやろという問題提起としての Vanilla
だったそう、というのを教えていただきました。
ありがとうございます!
Discussion
気になりますよね。vanilla ってプログラミング業界に限った話だけじゃなくて、日常会話でも普通に使用されますよ!単語で調べると出てきます。