UbuntuにSwiftをインストールするには

3 min read読了の目安(約2700字

はじめに

Swift(スウィフト)は、Appleによって開発されたプログラミング言語です。今日ではLinuxやWindowsもサポートされるようになっています。
本記事では、Ubuntu20.04に最新のSwiftをインストールする方法を紹介します。

参考URL

自身のブログから転載しました。
UbuntuにSwiftをインストールしてみた

Swiftをインストールしよう

まず、依存しているソフトウェアをインストールします。

依存するソフトウェアのインストール

$ sudo apt update
$ sudo apt-get install \
          binutils \
          git \
          gnupg2 \
          libc6-dev \
          libcurl4 \
          libedit2 \
          libgcc-9-dev \
          libpython2.7 \
          libsqlite3-0 \
          libstdc++-9-dev \
          libxml2 \
          libz3-dev \
          pkg-config \
          tzdata \
          zlib1g-dev

ツールチェインのインストール

続いて、ツールチェインをインストールします。

Swiftの公式ページにアクセスして、DOWNLOADをクリック。

ページ内の”Ubuntu 20.04″をクリックし、ファイルを保存します。

コマンドでダウンロードする場合は、以下のように入力します。なお、バージョン等によってURLやファイル名は異なります。

$ wget https://swift.org/builds/swift-5.3.3-release/ubuntu2004/swift-5.3.3-RELEASE/swift-5.3.3-RELEASE-ubuntu20.04.tar.gz

ダウンロードが完了したら、ファイルを展開します。
Swiftのバージョンが変わるとファイル名が変わるので、ここでは以下のように表記します。

「Swift-<version>-ubuntu20.04」← バージョンの部分を<version>と表記

$ cd <ダウンロードした場所>
$ tar xvf swift-<version>-ubuntu20.04.tar.gz

swift-<version>-RELEASE-ubuntu20.04/usr/binの下に、コンパイラの実行モジュールがあります。ここでは、usr以下をホームディレクトリに移動します。

$ mv swift-<version>-RELEASE-ubuntu20.04/usr/ $HOME
$ cd $HOME

エディタで”.bashrc”の最終行に、以下の行を追加します。

export PATH=$HOME/usr/bin:$PATH

エディタをセーブして終了し、”.bashrc”をシェルに読み込ませ、パスを通します。

$ source $HOME/.bashrc

以上の手順でSwiftが実行可能になります。
現在使用しているSwiftのバージョン情報を表示してみましょう。

$ swift -version
Swift version 5.3.3 (swift-5.3.3-RELEASE)
Target: x86_64-unknown-linux-gnu

今回、私がインストールした時点のSwiftのバージョンは5.3.3でした。

定番の”Hello, world!”を表示してみよう

Swift Package Managerによるコンパイル/リンクと実行を行ってみます。最後に”Hello, world!”が表示されれば成功です。

$ mkdir sample
$ cd sample
$ swift package init --type executable
Creating executable package: sample
Creating Package.swift
Creating README.md
Creating .gitignore
Creating Sources/
Creating Sources/sample/main.swift
Creating Tests/
Creating Tests/LinuxMain.swift
Creating Tests/sampleTests/
Creating Tests/sampleTests/sampleTests.swift
Creating Tests/sampleTests/XCTestManifests.swift
$ cat Sources/sample/main.swift 
print("Hello, world!")
$ swift run
[4/4] Linking sample
Hello, world!

さいごに

SwiftはWindows環境もサポートされていますが、私はWSL(Windows Subsystem for Linux)上のUbuntuで使用することが多いです。
WSLのUbuntuを構築する方法は、このリンクを参照ください。