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今更学ぶchmod

2020/11/28に公開

はじめに

業務では職人の方がCIツールを使って何もかも人間に扱えるようにしてくれていて、Linuxコマンドを大して使えないままになってしまって困ったので、今更chmodに入門しようと思う。

chmodとは

シンプルにいうと権限を変更するコマンド。

ファイルやディレクトリには参照、書き込み、実行の権限が設定されており、許可されたオペレーションしか実行できない。chmodは権限を変更するためのコマンド。

現在の権限確認

権限をチェックしたいディレクトリで、以下コマンドを打つと権限が表示される。

ls -l
実行結果:
drwxrwxrwx ・・・

権限は10桁で構成されていて、1桁目(左端)はディレクトリかデータファイルかを示す。(データファイルの場合はハイフン)

それより右側の9桁は3桁ずつユーザー、グループ、その他の権限が割り当てられていて、read、write、executeの権限を示す。該当する権限が無い場合はハイフン。

例えば、「-rw-rw-r—」というパーミッションは、データファイルでユーザー、グループに参照/書き込み権限、その他には参照権限のみ付与されていることを示す。

権限の変更

ユーザー、グループ、その他にフルパーミッションを割り当てる場合

chmod 777

ユーザーに参照/書き込み/実行、グループに参照/実行、その他に参照権限を付与する場合

chmod 754

パーミッションを数値で表す場合は、「参照(r)=4」「書き込み(w)=2」「実行(x)=1」となる。

これを各ファクターに割り当てて、「-rw-rw-r—」というパーミッションであれば664(4 + 2, 4 + 2, 4)、「drwxrwxrwx」であれば777(4 + 2 + 1, 4 + 2 + 1, 4 + 2 + 1)という表し方をするため。

終わりに

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」という言葉を胸に知らないことは積極的に調べてまとめていこうと思います。

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