4年目エンジニアの転職ドラフト体験談
4年目エンジニアの転職ドラフト体験談
こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。
自己紹介
転職ドラフト参加時は4年目のエンジニアで実務経験は3年半ほどでした。学生時代に数社のWeb系企業でエンジニアインターンを経験した後に新卒でCtoCのグローバルECサイトを運営している企業に入社しました。バックエンドを中心に機能開発や性能改善に取り組んだり、小さなプロジェクトであればフロントエンドの開発も行なってきました。また、システム全体のインフラをオンプレミスからAWSへ移行するプロジェクトを通してプラットフォームエンジニアリングの領域も経験しました。
転職ドラフト参加時のスキルセット
バックエンド
- Ruby on Rails(メイン)
- PHP(ZendFramework)
- Java(Struts2)
- Python(Scrapy・データ分析・ツール開発)
フロントエンド
- HTML/CSS
- JavaScript
- React, Redux
データベース
- SQL Server(メイン)
- MySQL
- Redis
- Memcached
- BigQuery
その他
- Docker
- AWS
- Datadog
- k6
転職ドラフトに参加したきっかけ
現在の自分の市場価値をフラットに知りたかったからです。転職ドラフトでは自分の経歴を見て企業がオファー年収を提示する制度のため自分の経歴に企業がどれくらいの価値をつけるのを大体把握することができます。なので、自分のこれまでの3年半の経験が市場でどのような評価をされるのかを知る意味でも実際に転職するしないは関係なく参加しようと思いました。
レジュメ作成で工夫したこと
転職ドラフトでは作成したレジュメが審査に通らないとドラフトに参加することができません。具体性のない状態だと審査に落ちてしまうので以下の点を意識して作成しました。指名していただいた企業の方からはレジュメの内容が具体的でわかりやすいと評価していただけることが多かったです。また、選考に進んだ際にも私の経験が企業側に具体的に伝わっているので、面接官との認識ずれが少なかったです。
- 具体的な成果を数値で示す
- 技術的な課題解決のプロセスを詳述
- チームでの役割と影響範囲を明確化
- 使用技術の体系的整理
参加結果
レジュメ審査を通過し、転職ドラフトに参加することができました。参加した結果67件の指名をいただくことができました。こんなに多くの指名をいただけるとは予想していなかったので驚きました。
指名いただいた企業の指名理由をを見ていると、大体どの企業も同じようなポイントを評価していただいておりました。客観的に見てこういった経験が評価されるんだなと勉強になりました。
実際に指名いただいた企業の中から無事内定をいただくことができました。
参加して感じたメリット・デメリット
メリット
1. 客観的な市場価値の把握
現年収を報告する必要がないため、先入観なしの評価を受けることができました。自分の経験がどの程度の価値があるのかを客観的に知ることができたのは大きな収穫でした。
2. 視野の拡大
自分では考えていなかった業界や企業様からも指名をいただき、キャリアの選択肢が大幅に広がりました。特に、自分の経験が活かせる領域の幅広さを知ることができました。
3. 選考プロセスの効率性
書類選考が免除されること、面談タイプが企業から提案される中で選択が可能となっておりカジュアル面談から始められることが多かった。効率的に企業様との接点を持つことができました。
4. フィードバックの価値
審査時のフィードバックや企業様からの評価コメントを通じて、自分の強みや改善点を客観的に把握することができました。
5. 90%ルールによる安心感
転職ドラフトの90%ルールにより、指名時の提示額から大幅に下がることがないという安心感がありました。
デメリット
1. 審査のハードル
レジュメ作成と審査通過が必要なため、参加までに一定の時間と労力が必要でした。ただし、このハードルがあるからこそ質の高いマッチングが実現されているとも感じました。
おわりに
転職ドラフトを活用した転職活動は、自身のキャリアを見つめ直す貴重な機会となりました。レジュメ作成のプロセスで自分の経験を体系化し、企業からのフィードバックを通じて客観的な評価を得ることができました。
今後も技術的な挑戦を続けながら、より多くの価値を創出できるエンジニアとして成長していきたいと思います。転職を検討されている方にとって、この体験談が少しでも参考になれば幸いです。
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